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2015/5/8 UMU-191mが再度、月刊ステレオ誌に紹介されました。

UMU-191Mが月刊ステレオ誌5月号に再度紹介されました。

黄色い特注のUMU-191Mを購入して頂いた、ジャズ評論家、寺島靖国さんがステレオ誌に連載されている「テラシマ円盤堂」のコーナーに紹介して下さいました。

ボーカルとスネアドラムが一番ピッタリのスピーカーだと評価頂き、「ボーカルの極意は彼女をできるだけ引き寄せ、耳元で囁かせ吐息を感じさせたら、それが最高。それ以外になんのボーカルの聴き方があるのか」と、寺島さんらしい、大変ユニークな素晴らしい表現でUMU-191Mの特徴を言い表して頂きました。

このUMU-191Mで聴いてほしい女性ボーカルのCDを3枚寺島さんが紹介されていますので、ご興味のある方はぜひ5月号ををご覧ください。
私も早速取寄せて聴いてみたいと思います。

2015/5/14 連休のキャンプに使ったサウンドバー。

息子が先日の大型連休にキャンプに行った際にサウンドバーを使った時の様子です。
場所は北軽井沢のキャンプ場とのことですが、連休なので設営地が混んでいて、あまり大きな音では鳴らせなかったとのことです。

友人の反応はどうだった?と尋ねたら、何人かがこれを欲しがったそうです。
無塗装のただの長四角。このシンプルなデザインが若い人にはカッコイイとよく言われます。


しかし、最近のキャンプはオシャレですね。写真から楽しそうな様子が伺えます。

私は昔、ボーイスカウトに入っていて、毎年山などでキャンプをしたのものですが、その頃のテントは国防色の地味で重い、家型テントしかありませんでした。
今は皆大変カラフルで軽く、デザインも豊富になり、あのころには無かったはずですが、タープという日蔭を作る屋根だけのテントの下にテーブルを置いて、そこをリビングのようにして過ごすことができます。

大自然の中で鳥のさえずりと一緒に、好きな音楽を流しながら、家族や親しい友人たちと一日中のんびりと過ごす。

爽やかな音のするサウンドバーをそんな時に使ってもらいたい。息子たちにも言われていますが、キャンプ用品として販売するのも良いかも。 Nike Cortez France Nike Air Max Pas Cher Adidas Stan Smith Pas Cher Nike Air Max Soldes Adidas Gazelle France Nike Air Max 95 Outlet

試聴貸出しお申し込みフォーム

ぜひ、あなたのお部屋で、ご自分の機器につなげて ハセヒロバックロードホーンの生々しい音質をご実感ください。 貸出しは日本国内のみです。

・貸出し対象機種(対象機種は今現在、下記の2機種のみです)

 ・hasehiro premum UMU-131XS

・hasehiro premum RR-PA13  

試聴貸出しのご確認事項

1、貸出機の台数に限りがあります。お申し込み日が重なった場合、ご希望とは別の日にお願いする場合があります。

2、貸出し期間は5日以内(試聴機到着日を含めて5日以内にご返送ください)

3、試聴機の送付送料は、ご返却時のみお客様のご負担です ()

4、お申し込み方法は上記事項をご了承いただき、下記のフォームに必要事項をご記入の上送信ください。追ってこちらからご確認のご連絡をさせていただきます。

 

【試聴貸出しお申し込みフォーム】

*下記部分を選択しコピーを取り、送信メール などへ貼り付け、編集後送信してください。

—-ここから—–

・貸出し希望機種: ・UMU-131XS 1ペア もしくは ・RR-PA13

・貸出し希望日   :

第一希望日 平成   年   月  日 ~  月  日まで(5日以内)

第二希望日 平成   年   月  日 ~  月  日まで(5日以内)

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—-ここまで—–

「不思議な繊維シート」を使用した感想

大変遅くなってしまいましたが、「不思議な繊維シート」を使用した感想をお送りします。

使ってみたエンクロージャーは自作で、FE78Eを前後面に各一個、設置場所に合わせたため、寸法はおよそH:200、W:145、D:350、密閉型、という変則的なものです。
サブウーファーを使うことを前提に作ったのですが、いまひとつうまく調整できなかったのです。

低域がうまく減衰してくれないためであろうと思い、大小の自作ティーバッグや市販の吸音材をあれこれ詰め込み、どうにか妥協していました。

さて、不思議な繊維シートに変えてみました。
今まで詰めていた中身を全部取り出し、底に黒いほうを表面にして敷き詰めてみました。
さすがに、少ないと籠った音です。袋を丸ごと追加してみたら、入れ過ぎ! 音が痩せてしまいました。

少しずつ足したり引いたりし、現在は、底面 対面しているスピーカーの後面にも載せた状態になっています。
この状態で、ずっと気になっていたどこか鼻が詰まったような感じやまとわりついていた低域がすっきりしてくれましたので、やっとサブウーファーと併用できるようになりました。
また、ボーカルの「サ行」が滑らかになりました。(これは、元々は気になっていなかったのですが、比べたら明らかに良くなっていたのです。)
もうひとつ、音場が広がりました。
片チャンネルだけ繊維シートに入れ替えて調整していた時には気づかなかったのですが、最終的に両チャンネルを同じ状態にして音を出した時に思わずニヤリとしてしまいました。今までになかった奥行きが感じられるのです!
なんだか不要な振動や歪みだけを取り除いてくれるかのようですね?(そんなうまい話はないと思うのですが… 。)

効果がはっきりしているだけに、箱の素性の悪さをどこまでカバーしてもらえるか? 使い方でもっと良くなるかもしれません。
手持ちのもので、板厚が足りないためか低音がドロドロと出てくるバックロードホーン(小音量ではそれほど嫌ではない程度ですが)がありますので、こちらにも時間を見つけて試してみたいと思っております。

面白いものを、ありがとうございました。

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本日MM-141Sが届きました。 噂のPARC AUDIODCU-F101Wの8Cmユニットと、不思議な繊維シート3点セットです。 パークの8Cmはバックロードには向かないと言われているらしい。 そこで最初から、 リプトンのテトラパック3個と、 「不思議な繊維」を音道に4カ所黒を表に貼り、エージングなしで鳴らしました。 アンプはONKYOのデジタルアンプと
iPodでBGM再生です。

低音感はすっきり、歯切れよく、もたつきなし。小さい音では柔らかく、大きな音では、低音感は気持ちのいいダンピングがいいです。最初からチューンをして聞いているので、オリジナルの音がわからないですが、いい感じです。僕はお店のBGMとして使ってますが大変満足しています。
大きなお店ですが、気持ちよく、歯切れよく演奏しています。

この張り方は 「Ge3」のサイトでハセヒロのチューンで見ました。
ほんとは、黒アゲハを使うらしいですが不思議な繊維のシートを使用。
そして、リプトンのテトラパック3個。
低音感は最高です。ばんば~んと歯切れよく、気持ちがいいです

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ハセガワ様、遅くなりましたが、繊維シートの使用の感想です。

MARKAUDIOのALPAIR7 アルミとマグネシウムの合金コーンです。 151Sに入れた状態での試聴です。
入れる前は、中音低音が少し太い感じで、低音の解像度も悪くないし、高音は割とスッキリ系でレゾネータだけでも良い感じです。 なんとなく161に入れた同じ英国のJORDANのJX92Sと似た鳴り方です。
繊維シートを短く切った物をボールの方から取り出して、面積的に表(灰色の格子側)1対裏側(黒いラバー側)2の感じにレゾネータの後ろの壁面に一層で並べて見ました。
低音は、ホーンからドーンと開放的に出ていたのが少し押さえられて軽く成った感じにも聴こえますが、少し締った感じで解像度も上がった感じです。 中音は明瞭度上がった感じです。 高音は、あまり変化した様には思えませんが、中音の明瞭度が上がったせいか、スッキリ感がアップした様に思えます。 どうも、吸音は中音の中間より下の方から低音に掛けての感じです。 反射の方は、高音があまり変化しなかったので中音域と言う感じです。
表1対裏2の全体の感じは、レゾネータだけの時のバランスを大きく変えずに、低音を含めて解像度と言うか明瞭度が上がって、スッキリ感と音のリアル感アップと言う所です。

SICAのZ002320です。これは、以前コイズミ無線で専用ボックスとして売られて居たバスレフボックスです。 ボックスの大きさは、4リッタークラスで13cmクラス用としては小さい物で、BOSEの125より少し奥行きが有るくらいのものです。 これにサールウール130×190 t110/4のものを入れて聴いてました。 この箱の良い所は、スピーカをボルトで止めて居るので付け外しに躊躇しなくて済む事です。
この時の音は、同軸なので中高音は箱の影響は少なく、以前161で聴いた時と同じく素直に伸びたクッキリ系の音で、低音は小さいバスレフなのでソコソコ出てますが、時々深さの無い音が出て来る様な感じです。 全体としては、サイズなりにまとまっている感じです。
で、繊維シートは、ボールの一つを半分に分けて、\100シッョプで買った小さい排水溝のゴミ取り袋に入れて、サーモウールの替りに入れて見ました。 量としては、先の151Sの時の2.5倍位に成ります。 袋の中は、なるべく裏の方が多く成る様に入れて手で平らに潰して後ろの壁に着ける感じで入れて見ました。
低音は、如何にもバスレフと言う音が出て居たのが、締った感じになって腰も下がった様です。中音域の下の方は少し太く成った感じがします。 上の方は明瞭度が上がった感じです。 高音域の高い方は同軸なので殆ど影響は受けて居ませんが、高音全体として見ると、中音域の変化の影響を受けてやはり明瞭感が増した感じがします。
全体の鳴り方としては、バスレフ風味がかなり抜けて、素直に音が出て居る感じで、以前はバスレフで補強して居る辺りの低音が強調される場面が有り、仕方ないかなぁと思って居ましたが、中音の下から低音域のバランスが良くなって聴き易い音になり、演奏全体の見通しも良くなったと言う感じです。

DCU-F081PP、PARCの新しいPPコーンの8cmです。 大きさや形がAMA-131SSKに入りそうな感じだったので早速購入して試して見ました。 取敢えずレゾネータ1個のみで入れて見ました。
ただし、取付け穴が小さかったのでドリル等で4.5Φに広げました。さらに穴のピッチ(車のホィールで言う所のPCD)が若干小さいので、ボルトを押したり引いたりしながら止めました。
鳴らし始め、思ったよりも少し太めな中音が出て来ました。 高音はクッキリ系な感じです。 低音は、音量的に足りない感じですが、腰高な感じは無く、低音感は悪く有りません。 全体的には、クッキリ系の素直な感じです。 それと、黒いコーンに銅色のアルミ製のフェイズプラグがコーンの色を映して黒光りする様が、黒いAMAに似合って居て思わず、渋い組合わせだなぁと思ってしまいました。
鳴らし込んで行くと、低音は更に腰が下がり、量的にも出て来ました。 分解能も悪くないので、ニアフィールドならこのままでも好い感じです。 が、もう少し重量感が欲しければ、BASSを2~3時位に上げるのも有りです。 高音は上への伸びが出て来て、スッキリ感が出て来ました。 もう少しボリューム感が有っても良い感じはしますが、F131PPもこんな感じでしたのでこれがPARCのPPコーンの鳴り方なんだろうと思います。 中音は、少し塊感が有ったのが、ほぐれて来ました。 が、まだ時折音がゴチャっと固まって出て来る時があります。
全体的には素直な鳴り方で、ボリュームを上げ気味で聴くと、とても8cmクラスが鳴って居る様には思えません。 この箱との相性はかなり良いです。
しかし、音楽だけでは判り難いですが、中音の低い方に少し籠り気味の所が有ります。 今までならネルクロスで押さえて見る所ですが、今回は、繊維シートを入れて見ました。 レゾネータを取って、面積的に表1と裏2位になる様に後ろの壁面に入れて見ました。 全体では20cm2以下の僅かな量です。
量が少ないので効果はどうかと思いましたが、中音に有った問題が解決されて、中音の明瞭度と言うかクッキリ感がアップしました。 低音も解像度が上がりましたが、それまでくっついて居た音が無くなったので、少し細身になった感じがします。 が、ハッキリと聴こえる事でその事はあまり気になりませんし、善く善く聴くと量感的にも上がった様にも感じられます。 高音は変化が無い様ですが、中音がクッキリしたお影で、少し映えるように成ったと言う感じです。

このAMA-131SSKと言う箱。 割と多くのスピーカーは、空気室が小さいせいか、低音の腰が高く成り中音が張り出して中音の下の方に籠りっぽい音が出て来易いのですが、中低音の音の鳴りを良くする繊維シートは、それを改善するのに合って居ると言えます。 この繊維シートのお影で、AMA-131SSKで鳴らして満足できるユニットの数は確実に増えると思います。

LC-120S LC電気の13cmクラスです。これをレゾネータのみで161に入れました。
鳴らし始め、中高音は、スッキリした感じ。 低音は、腰が少し高い感じですが、らしく出ていてバランスは悪く有りません。 ただ、エレキギターの歪み系の音に少し滲む様な感じが有ります。
鳴らし込んで行くと、中高音がスッキリと澄んだ感じがして来て分解能も高い感じで好い感じですが、低音は思った程量感は上がりませんでした。 澄んだ感じになった高音ですが、なんかキツく聴こえるギリギリの所で鳴っている感じがするのと、低音の量感も少し欲しいと言う事で、サーモウールを入れて見る事にしました。
サールウール 150×230 t110/8を入れて見ました。
中高音は、少し丸く成った感じ。 低音も、少し前に出て来ましたが、まだ足りない感じがします。 でも、ボリュームを少し上げ気味にすれば、好い感じのバランスになります。 これは、エッジ材がラバー系じゃ無くて布を使って居るためなのでは、と思って居ます。
全体に、少し低音が物足りない感じもしますが、スッキリ系の中高音を中心にした奇麗 ?な鳴り方のスピーカーです。

次に、サールウールを取って繊維シート入れて見ました。 和紙を150×220位に切ってそれに両面テープを貼り、そこに長い方の繊維シート7本を、これも面積的に表1、裏2程度成る様に貼り付けて、レゾネータと後ろの壁の間に入れて見ました。
音を出した途端、明らかに中音の下の方から低音域が太くなったと感じられました。 スレンダーな娘が急に下半身デプに成った様な違和感が有りましたが、響きが落ち着いて来ると、短距離ランナーになった感じ。 サーモウールの時と比べると、低音の量感が増えシッカリした感じになって、中音もクッキリと前に出て来た感じです。 バランス的にはこちらの方が好い感じですが、今度は、高音が細身に感じられますが、繊維シートの裏表と量を調整すればもっと良くなる気はします。

MARKAUDIOのALPAIR10V2 アルミとマグネシウムの合金コーンの13cmクラスです。 レゾネータだけで161に入れて見ました。
弟分のALPAIR7同様、縁の部分がかなり大きくて、まるで16cmクラスを取付けた様な感じです。
鳴らし始めからかなり腰の低い低音がドンドンと出て来ます。 中高音はクッキリ系で素直に出て来る感じです。 一聴した感じでは、このままでも好い様な鳴りっぷりです。
鳴らし込んで行くと、中高音のクッキリ感が増してスッキリ感も少しプラス、低音は解像度が上がった感じです。 本当にこのままでも良いんじゃないかと言う感じです。しかし、欲を言えばもう少し低音に締まり感が有ってもいいと思うし、繊維シートを使えば、低音に締まり感が出ると判って居るので、ここで繊維シートを使って見ました。
長めのシート4本を和紙の台紙に2本は表にして外側に、2本は裏にして真ん中にして、面積的に1対1で付けて入れて繊維シート+レゾネータにして見ました。
低音は締まり感が出て、さらに解像度が上がった感じに成り量感も増した感じになりました。 中音は少し細く成った感じになり、そのせいか、高音は少し前に出た感じになって、ちょっとキラキラ感がします。
全体時には、開放的な重低音が出て来たのはいいんですが、その低音に見合う中音が出ていない感じのバランスです。 しかし、この低音は本当に凄いです。 中音がもう少し出ていれば、このままにしたいくらいです。
次に、長めのシートを裏にして1本づつ追加して表2、裏3にして見ました。 配置は、裏3を真ん中に並べてその外に表を1本づつ並べました。
低音は、開放的な感じは薄れましたが、量感的にはあまり変りません。 中音は少し前に出て来て低音とのバランスが良く成りました。 高音はキラキラ感が無くなり素直な感じです。
全体的なバランスはこの方が良さそうです。
で、このユニットはかなり好い感じで、バックロードに合って居る感じです。 再生帯域も上下共に広くかなりお薦めです。 RRやWCWに入れたらどんな感じになるのか聴いて見たい気もします。

最後に、繊維シートについてです。 市販の吸音材は大抵、中高音を吸音して改善させる物ですが、この繊維シートは、中低音側を吸ったり反射したりと市販の物にないタイプで、一つで二つの相反する特徴を持って居るのが特徴と言った所で、しかも、少ないと思える量でも効果が歴然と出て来るのも凄い所です。 ただ、端材と言う事で形状が一定ではないのは、量をキッチリ揃えたい向きには、唯一残念な所だと思います。ですが、今まで低音の出方や出し方でいろいろやって来て居ても、これほどの効果の物は今まで無かったと思います。 よくぞ見つけてくれたと、ただ感謝です。
ついでに、今回両面テープでこのシートを貼り付けましたが、黒いラバー側を粘着面から取る時に、そっと取らないと粘着面に黒いラバーが付いて残ってしまうので試して見る方は、注意が必要です。

ユニットの試聴と一緒にしてしまったので、またまた長くなってしまいました。 これが、また誰かの参考になればいいなと思って居ます。

長文で失礼しました。

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お世話になっております茨城のTです。
先日送っていただいた繊維シートを使って簡単な実験をしました。

最初にご紹介があった時、ラジカセの下に敷くと音がよくなる、という文章があったので普段パソコンを使う時にBGMを聞いている、パソコンに繋がっているアンプ内蔵小型スピーカー(オンキョー製GX-D90Y)の下に敷いてみました。
実験は1、何も敷かない 2、10円玉を3か所に敷く 3、繊維シート黒が上 4、繊維シートグレーが上 の4つ。パソコンはメラミンの化粧板が貼ってあるテーブルに置いてあります。
音楽はダスコ・ゴイコビッチ「ユーロ・サンバ(今はサンバ・ド・マー)」です。
爽やかな曲ばかりで楽しく、よいシステムだとだれがどこで何をやっているかはっきりとわかるアルバムです。
結果は
1、何も敷かないと非常にナローレンジ、音がこもっている。いわゆるつまらない音。
2、10円玉を敷くと中音が出てくる。低音、高音ともこもっていてメロディーだけが流れて行く感じ。今まではこれで聴いていました。
3、繊維シート黒が上だと、ベースに芯が出てくる。低音寄りのせいかシンバルは金属の音ではない。2に比べてもかなりワイドレンジになったようでプレイヤーが何をしているかわかるようになった。ちょっと物足りなさがある。
4、グレーが上だと3に比べやや高音寄りにシフトし、シンバルも金属音がしてくる。ベースの芯は残っている。1、2に比べると楽器の音の分離がよくおのおのが何をしたいかはっきりわかり聴いていて楽しい。
ということでグレーを上に敷きっぱなしになりました。なお繊維シートの黒の面は少しベタベタしているので制振に関係しているのかもしれません。
オーディオシステムとは程遠いの物での実験ですが、想像以上に良い方向に違いが出ました。
面白いものを有難うございました。
以上ご報告まで。

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Kです。繊維シートの送付ありがとうございました。

さっそくP-610のバスレフBoxのダクトの内面及びサブウーファのダクトの内面に黒(炭)側を表にして貼り、試聴したところ皆さんの感想と同じように

①中高音がすっきりと通るようになり、奥行きが広がったような感じ
②低音が引き締まり強くなった

変化が感じられました。少しの使用でもこのような変化に驚きました。確実にレベルアップしてます。
この状態でクラシックのオーケストラや声楽、弦楽、ジャズのCDを再度聴きなおしています。

今後Stereo誌付属のFostex 6cmスピーカーでバックロードを作製する予定で、こちらでも試してみたり、バスレフBoxの中に吊るしてみようと思っています。又、市販スピーカではバスレフダクトに貼る以外にあまり手を加えられないので、短冊ではなく面状のシートの販売も良いのではないかと思います。

とりあえずご報告まで。秋の夜長の楽しみが増えました。

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1)システム仕様
方式: バックロードホーン(スーパースワン)
材質: MDF 15mm[頭部構造断面形状(外形状:円 / 内形状:八角)]
塗装: SSC(スーパーサウンドコーテング)塗料(長谷弘工業様製)(内部は空気室とスロート部とホーン開口部のみ塗装)
ユニット: DCU-F122W(PARC Audio 様製)
内部配線: モンスターケーブル(PARC Audio 様製)

2)感想
仮称繊維シートを導入する前、上記仕様での初音出しの際には、予想に反して、最初から高音もきれいに、低音も十分に出ましたので安心しましたが、それも束の間、耳が慣れてくると、やはり低音が十分すぎるというか、出すぎていると感じるようになりました。
そこで、これまで下記のことを試してきました。

1.デッドスペースにジルコンサンドを充填。
2.空気室内に戸澤式吸音レゾネーター・若草タイプ(小)を1つ吊す。
3.空気室内にコーリアン材を詰める。(空気室の容積を小さくするため)
4.空気室内に発泡スチロールを詰める。
5.空気室内にインシュレーター用のウッドブロック(立方体のアサダ桜材)を詰める。
6.空気室内にインシュレーター用のウッドブロック(立方体のアフリカ黒檀材)を詰める。
7.空気室内に2.の戸澤式吸音レゾネーターを吊すのではなく、6.のウッドブロックで挟み込んで、
戸澤式吸音レゾネーターの直接空気に触れる面積をかなり小さくするように設置。
8.ホーンの出口にコーリアンボードを立て掛けて、開口部を三分の一ほどに制限。
9.スロートの開口部から発泡スチロールを挿入して、
スロートの断面積を42→36平方センチメートルくらいに小さくする。
10.空気室内に詰めるウッドブロックの量を34mm角のアフリカ黒檀材3個にして、
空気室の内壁と平行面を作らないように設置。
11.ユニットの取り付けネジにタングステン・ワッシャーを使用。
12.ヘッド(空気室)の外壁(外周)に大きめの輪ゴムをはめる。
13.ネックを前後逆に差し替えて前面開口にする。

これまでのところ、音の鮮度を保ちつつ、低音のボンツキと、ある帯域だけボーボーと鳴っている感じを軽減するため、上記の1.9.10.11.12.13.を採用していましたが、今回の仮称繊維シートを試すため、空気室から10.のウッドブロックを全て取り出しました。

14.長さ約24cmの繊維シート4本 (幅の合計が約6cm)を全て表面 (グレー側)にし て、裏面(ブラック側)を空気室の内壁にUの字に沿わせる。
→ウッドブロック3個の時と比べ、ノイズがかなり減りましたが、音がおとなしくなりす ぎました。

15.長さ約24cmの繊維シート4本(幅の合計が約6cm)を全て裏面(ブラック側)にし て、表面(グレー側)を空気室の内壁にUの字に沿わせる。
→ウッドブロック3個の時と比べ、音がシャカシャカする感じがしました。

16.長さ約24cmの繊維シート4本(幅の合計が約6cm)のうち、2本を表面(グレー側) に、残りの2本を裏面(ブラック側)にして、空気室の内壁にUの字に沿わせる。
→15.と比べ、まだ少しシャカシャカして、ウッドブロック3個の時と比べ、少し音が硬 いように感じました。

17.繊維シートボール(短く切った繊維シートのブラック側だけが表に出るように巻き、 輪ゴムで留めたものを20個、ネットに入れる。)を空気室内に設置。
→ウッドブロック3個の時よりも、ボーカルが鮮明になりましたが、少し音がきついよ うに感じました。
でも、14.15.16.のように、空気室の内壁を繊維シートで覆うよりも音質的に好みに合う傾向でした。

18.繊維シートボール(17.と同じブラック側だけのものを10個、ネットに入れる。)を空 気室内に設置。
→17.よりも音のきつさが和らぐ傾向でした。

19.長さ約24cmの繊維シート(幅の合計約20cm分)の表面(グレー側)を上にして、 ホーン開口部に敷く。(18.の状態のまま)
→音がかなりスッキリしましたが、キンキンしすぎるように感じました。

20.長さ約24cmの繊維シート(幅の合計約10cm分)の表面(グレー側)を上にして、
ホーン開口部に敷く。(18.の状態のまま)
→19.と比べ、まだ少しキンキンする感じでした。
ただし、これはボーカルを聴いた場合のことで、ジャズを聴いた場合は、楽器の音がとてもクリアで、生々しく聞こえました。
これまで聴いていた音は何だったのだろうか・・・と落ち込むくらい驚きの変化を感じました。

これまで、吸音材を使わずに、ウッドブロックで空気室内の容積を小さくして、音の鮮度を保って聴いてきたせいか、音質的には、繊維シートのグレー側よりブラック側の方が、
また設置方法としては、空気室の内壁(MDF+SSC)にシートを貼るよりもシートボールを使う方が、私の好みに合っているようでした。
しかし、一番驚いたのは、14.~18.のどの方法でも、あれほど気になっていた低音のボンツキと、ある帯域だけボーボーと鳴っている感じが、自然と軽減されて、音がとても聴きやすくなったということでした。
今のところ、まだ20.よりもウッドブロック3個の時の方が、ボーカルが柔らかく聞こえますが、今後、シートボールの中と、ホーン開口部に敷く繊維の量を調整していけば、低音のこもりを気にせずに、鮮度のよい、生々しいボーカルを追求することができると実感しています。
今回、この繊維シートには、音の鮮度と吸音の両立について、非常に大きな可能性を感じました。

空気室の容積を小さくする方法で、音の鮮度を保ちつつ、低音を抑えることに限界を感じていましたので、本当にありがとうございました。

「ティラミス」を試聴された方の感想コーナー

2013/1 静岡市 栗田様 スーパーサウンド・インシュレーター「ティラミス」 Lタイプを購入されて。

昨年10月の真空管オーディオフェア会場でCDインシュレータ「ティラ ミス」を予約し、11月中旬に送っていただいた静岡市の栗田で す。試聴に時 間を費やし、とうとう今までリポートが遅れました。毎日2時間程、それも30 分~1時間程機器のウォーミングアップの為に他の曲を聴 き、その後で試聴に 入りましたので、長くても1時間30分程度しか聴くことができません-BGM としてならばともかく、比較となると疲れてしまっ ていけません。-、ついつ い試聴期間が長くなりました。

先のフェアのホームページ上で、セミナールームにおいて貴社CDイン シュレータの試聴会があると知り、初日の説明を伺いました。その 際のまるで 手品のようなオルゴールの不思議さ、ボーカルのふくよかな響き等を聴き、これ は試す価値があると思い、二日目の早朝一番に早速貴社ブー スを訪ねて、ご迷 惑だったと思いますが、いろいろ交渉の結果、予約しました。

現用のシステムには特別大きな不満があるわけではありません。ただ1 点、CDを聴いている時に特に顕著なのですが、バイオリンの高域 の一部にや やキツく響く部分があり、ここがコンサートホールにおける、あの潤いと艶のあ る-艶に関しては現用システムに特に不満はありません。 -、滑らかな絹、ビ ロードのような響きになれば申し分なく音楽に浸ることができるのにと、夢のよ うな、所詮はコンサートホールと自宅との比較など できっこないとの思いはあ
るのですが、心持が揺れ動いております。
CDによる高域における 不満を除きますと、概ね満足して音楽を聴くことができます。

つい最近まではCD用のインシュレータとは思いもよりませんでした。当 方のCDプレーヤーはテイアックのVRDS-25Xです。 当初から取り外し 可能なピンポイントの脚が付属しており、指定通りの使い方をしておりました。 が、どうしてもレコードと比較してしまい、バイオリ ンなどの弦楽器の高域に ある固さ、金属が擦れ合っているような響きにどうしても我慢ならず、弦楽器の ソロ演奏に関しては、ついついCDから遠ざか るようになってしまっておりま した。しかし、何か解決方法がないものかと思案していたのも事実です。

ところで、インシュレータが届いた日の夜から五日間、家を留守にしまし たので、実際に試聴し始めたのは11月下旬になってからです。 聴き始めた当 初、違いが感じられず落胆しました。 しかし、フェア会場での「滑らかな聴こ え方になった」という感覚は残っておりましたので、あの時のオルゴールの一件 を思い出し、手身近の目覚まし時計で試 したところ、少しではありましたけれ ども、はっきりと違いが確認でき、CDでも違わないはずはないと確信いたしま した。それからはもう大げさに言 えば「違いを感じさせない原因究明」といっ た犯人探しのようでした、お笑いになるでしょうけれども。本当は、違いを感じ ることのできない自分の耳 が悪いのですよね、残念ながら。
試行錯誤の 結果、スピーカ・コードに究極の原因があることが判りましたので、「ティラミ ス」を常用することに決めました。ところが、次の段階で「ティラミ ス」の弱 点が判りました。それは「チェロ」の低域の不自然な響きとなって現れたので す。

試聴の結果、私の環境下では、結論を端的に申し上げますと、中低域~中 域~高域は良好な結果になりましたが、低域に関しては「ふくよ かさ」を超え た膨らみ過ぎ、という結果になりました。今までの艶のある鳴り方に「バイオリ ンの高域の潤いと滑らかさ」が加わり、とても好ましく なったのに対し、逆 に、「チェロの低域の「ふくよかさ」を超えた膨らみ過ぎ」がマイナス、という ことになりました。あくまでも「私の環境の下で は」、の話です。
私の 場合には、今までの再生音が高域が細身や固い場合には良い結果が生じ、今まで 低域に不満がない場合には膨らみ過ぎて音がボケる、ということを感じまし た から、今後は「タオック」と使い分けていこうかと思います。
「ティラ ミス」を使用する前に、聴く環境により「使用には適否がある」ということ、何 でもそうだと思いますが、必ずしも万能であるとは言えず、使用する機 器との 相性がある、ということを理解した上で使用するならば、私のように潤いの加 わった音楽に浸ることができると思います。

・・・・・・・・・・・以下は後日頂いたご報告メールで す。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なお、先程、ミュンシュ指揮ボストン響のサン=サーンス/交響曲第3番 「オルガン」のCD(JMCXR-0002)を、 SALL‐1009のプリ・ 801のパワー・丸尾再音のSPで聴きましたが、チェロで感じた低音の違和感 は今回のCDではそれほど感じませんでし た。日本ビクターのXRCDは大好 きなCDでかなり揃えてありますが、チェロ以外にも室内弦楽合奏では膨らみ過 ぎか気になった低音部も、オーケス トラにな ると隠されてしまうのでしょう か。いずれにしても、ご指摘のように録音の良し悪しが決定的に影響されるので しょうけれど…。

東京都 林様

持ち帰りましたインシュ レーターを早速CDの下に設置したところ、 低音中心に音の情報量が明確に 増し、おかげで低温をブーストする必要がなくなり、アンプとCD再生装置の「ピュアダイレクト」なる機能が活用できるよ うになり、音質が格段に向上 いたしました。もともと気に入って買ったスピー カーなので、今の音でも十分満足できるようになりました。これにさらに新しく 購入したバックロード ホーンの空間再現能力が加わると、どうなるのか。今か ら楽しみです。
昼食時の半端な時間に長時間お邪魔してすいませんでした。
かさねてありがとうございました。

  岡山県 小 林様

おひさしぶりです 岡山の小林です。
遅くなりましたが、スーパーサウン ド・インシュレーターの試聴レポートで す。
スーパーサウンド・インシュレーターを1セット購入して、まずは CDP(SA-11S2)にセットしてみました。そして音楽に厚みというか特に 低 音域が太くなったように感じました。CDPには以前から不思議なシートの インシュレーターを使用していたので皆さんの様に劇的な変化は余り感じら れ ませんが聞きやすい音になったのは確かです。次に試したのが添付写真のオール ファインメットコア使用真空管アンプ(CV4055)にセットして みると 「ア!」っと思うほど澄んだ音になり驚きました。しかも真空管アンプにも不思 議なシートのインシュレーターを使用していたのですが、この変 わりように 色々と試してみたくなりスーパーサウンド・インシュレーターを追加で3セット 注文したしだいです。

注文して、しばらく待つと思いましたが1週間も待たず早く送られてきて感激で す有難うございました。早速、真空管アンプに1セットとスピーカーに 3組 (3点支持)で試聴しました。まずは、綾戸智絵のライブでmeetsの 96kHz24bit版で試聴しました。
ライブの 雰囲気というより録音 スタジオでモニターしているような感じで細かい音すべてが聞こえてきます。そ して、次にCDでクラシックを2枚続けてユリ ア・フィッシャーのモーツァル トヴァイオリン協奏交響曲と神尾真由子のチャイコフスキーヴァイオリン協奏曲 を試聴したのですが、綾戸智絵のライブ でも感じていたのですが録音された音 そのものを録音スタジオの中で聞くような感じで、音楽を聴くという楽しみが何 か違うな~と感じてしまいま す。

もしかして、これが原音再生なのかもしれないけど・・・? 何故か気に入 らない音楽が楽しめな い・・・?
そしてしばらく考えてから現用のスピー カーを変えて見ようと思い愛用の重いWCW-F200Aをベッドルームから リビングへ運んで添付写真の様にセットして試聴しました。

WCWは重いので5㎝角のラバーウッド(ゴムの木)の無垢材を高密度に圧 縮したウッドブロックのインシュレーターを使用して いましたのでそれとの比 較になります。で結果は綾戸智絵のライブは鳥肌が立つほどライブの雰囲気満 点!クラシックもヴァイオリンの音色が心地よく 聞き易い感じです。これが皆 さんの言っているスーパーサウンド・インシュレーターの効果だと感じました。

しかしWCWは重いのでスーパーサウンド・インシュレーターが潰れてしまいそ うなので試聴後は元に戻しました。そして、3セットのスーパーサウン ド・イ ンシュレーターをCDPとNA7004スペシャル(メーカー公認逸品館特注改 造品)に使用してみました。で音は低音域(特に100Hz以 下)がはっきり 音程が聞き取れます。そしてマランツCDPは低域が細く繊細な中高音かな?と 思ってましたが、DENON並みに太く力強い低音で中 音域も豊かで音楽を長 時間聞いても聞き易く疲れない高音になり改めてマランツCDPの本当の良さが 分かりました。スーパーサウンド・インシュレー ターの効果に大変満足してい ます。

ところで、現用のスピーカーにスーパーサウンド・インシュレーターが合わな かったのは何故か? おそらくですが現用SPはFeastrexの励磁 型の スピーカーで通常の永久磁石のスピーカーより逆起電力の制動が強力でバック ロードホーンタイプよりも制動が強力にかかっている為に無駄な音は 出ませ ん。だからスーパーサウンド・インシュレーターとの相乗効果でスピーカーボッ クスの無駄な響きと必要な響きまでが失われてしまったのかも? この現用ス ピーカーはスーパーサウンド・インシュレーターの使用を断念し元の音響ボード (WELLFLOAT)に戻しました。その状態でスーパー サウンド・イン シュレーターをCDP、真空管アンプ、ネットワークプレイヤー、DACに使用 しました。で結果はCDP単体での使用時は余り効果が 感じられなかったので すがアンプとDAC等共に使用するとCDPの音がネットワークプレイヤーの再 生と聞き違える程の改善効果が有りま す。

結論としてスーパーサウンド・インシュレーターを使用して一番喜んでい るのはCDPのようです。最近は音の良いネットワーク プレイヤー(LAN接 続のDLNAの場合に限る)ばかり使用しCDPは最近ほとんど使用しなくなっ ていましたが今後はCDPでどんどん音楽が楽し めそうでそうです。

お願いが有ります。もし、スーパーサウンド・インシュレーターをWCWに長期 間使用して問題がないという方がおられましたら試聴された方の感想に 投稿し て頂ければ有りがたいのですが。問題なければ新たに購入したいと思っていま す。

最後に、こんなに素晴らしいスーパーサウンド・インシュレーターを開発し た方と提供して頂いた長谷弘さんに感謝で す。
有難うございました。

福岡の K様

私の現在のシステムは、CDレシーバーが吉田苑のCR-D2 LTD-Z(DEXA D-clock・レビトン製2P電源プラグのオプションを含む)、スピー カーがハセヒロのMM161-ST(ユニットは Parc DCU- F131Wで、SSCスーパーサウンドコーティングの2回塗りや不思議な繊維シー トも使用しています)です。
CDレシーバーとスピーカーに使用するために3セット購入しましたが、 MM161-STに標準的な組合せでは安定感悪く、断念せざるを得ませんで した。
まぁ、我が家のMM161-STは飼い猫の昼寝場所にもなっているので、7kg の猫が飛び乗っても大丈夫でなければならない特殊事情もあるのですが…。
それを差し引いても、MM161-STに使うにはお世辞にも安定感は良いとは 感じられませんでしたし、シートと木材のズレを発生させずにセッティ ングす るのは意外と大変な作業でした。
最初から否定的な感想で申し訳ないのですが、逆に言えば不満点はそれだけで す。
サウンドについては驚くような変化がありました。うまく記述できませんが、と にかく より音楽的な表現力が増し、聴く事が楽しくなります。
解像度が増すのも事実ですし、低音が増すのも事実です。でも、そんなオーディ オ的なことは些細に思えてしまいます。
今まで何度も聞いてきたジャズのCDは、ボーカルが生々しくなり、各楽器の表現 (抑揚さえも)が変化する事によって、ライブ感にあふれた新鮮なものに変わり ます。
結果的にCDレシーバーにシート(上向き)・木材・木材の組合せ2つを使用 し、スピーカー にシート(上向き)・木材・シート(下向き)の組合せを4つ使用する事で落ち 着いていますが、 様々な組合せによる音の傾向などの情報をホームページに載せていただけると幸 いです。
組合せを変更し、サウンドの変化を楽しめるのもスーパーサウンド・インシュ
レーターの特徴だと思いますので・・・・・・・・・。

宇都宮 伊藤様

こんにちは、長谷川様
スーパーサウンド・インシュレータの使用の感想です。
今の私の環境ですが音源は、ミニタワーのパソコン(2台)で鳴らすMP3です。
それを、USB、またはUSB 同軸変換器を使って、デジタル音源のセレクターとし て使って居るラックスマンのDA-200に繋いでいま す。
その先は、2台の真空管パワーアンプ(ソフトンのModel7(5極バワー管用)と Model8(300B用))とリファレンス&真夏用の ラックスマンのL-505uに繋げてい ます。
それぞれをスピーカーセレクター(1in3)逆使いのアンプセレクターに繋いで、さ らにスピーカーセレクター(1in6)と繋いでいま す。
今回の試聴に主に使ったスピーカーは、161STに入れた、FOSTEXのFE-103En-Sで す。
さて、何処にインシュレータを使ったかと言うと、2台の真空管パワーアンプと DA-200です。
取り敢えず、シートの波型を上にして、シート板シート板シートと重ねて試して 見ました。
因みに、Model7はJJのKT88、Model8は同じJJのECC82と300Bで、手持ちで 唯一メーカーが判って居て、揃えられるJJ製 にして見ました。
元の音源はMP3だし、真空管パワーアンプは元々オーディオテクニカのインシュ レータAT-6099の3点支持で浮かせてあるので、あまり変 化は無いかもと思って 居ました。
最初に、Model8で試しました。音を出した瞬間、中高音の音が痩せたかと思い ましたが、
良く聴くと、そうではなくて、余計な音が薄れたためにそう感じただけでした。
実際には、中高音の解像度が上がって、それに伴って低音の解像度も上がり、 けっこう低い音までボケずに鳴ってます。
Model7でも同様でした。
DA-200でも全体にスッキリした感じには成りましたが、真空管アンプほどの変化 では感じられませんでした。
アンプが2台有るので、シート板シートとシート板と言うのも試して見ました が、やはり、フルに使った方が効果がハッキリして判り易いで す。
私の環境では、最上流の音源そのものではないので、他の方の様に劇的にとは行 きませんでしたが、確かに効果がある事は確認出来ました。 しかも、 それは 困った事に、付けた時よりも、外して元に戻した時の方がハッキリと判るんで す。
ここで、やはり2台有るのでなんとかしたいと思い、お試しをして見ました。
それまでは、板とシートを固定してませんでしたが、ここでシートの平らな面に ズレない程度の大きさの両面テープ(後の事を考えて、剥がせるタイプ のもの) を付けて、板+シートの組合わせを作り重ねて見ました。
板を下にして板シート×2の上に乗せて見ました。 シートを固定した事で少し 効果が上がった感じもします。 この組合わせでも最初のフルの組合わ せと同 じ位の効果がありました。
さて、残ったシートですが、これを使って幾つか試しました。
最初に、表札大のコルクの板にシートを乗せて見ました。 これは、如何にも真 空管と言う感じの柔らかい感じになりましたが、中高音が少しボケた様 にも感 じられました。
次に、硬いもの+シートが効果を上げるのだろうと考えて、手元に有った100円 ショップで買った天然石の板をコルクとシートの間に入れて見まし た。 これ は、コルク+シートを聴いた後のせいも有りますが、中高音がシャープになり焦 点が合った感じの鳴り方に成りまし た。
音の変化方向が板シート×2と同じ感じなったので、2台目はこれで行く事にし ました。
しかし、アンプなのにスピーカー並みの変化にチョット驚きです。
今は、表札大のコルク板では高さが20mm以上あって高すぎるので、約10mmの コルクの板にして、天然石の板では、扱い難いので、紫檀の端材を 手に入れ て、コルク板-紫檀板-シートと重ねて使って居ます。これも、全体に解像度が 上がって、なかなかいい感じです。
ここまでやると、スピーカーにも使って見たいと思い、また幾つか試して見まし た。
1セットでは底面の広いスピーカーボックスは不安定になってしまうので、極々 小さいもので、板シート×2で試して見ました。
まずは、ピッタリ感のあるUMU-131Xです。
普段は、サイズに似合わない太い音で、ニアフィールドで聴くPCミュージック環 境に合った感じの音ですが、何も工夫しないで置くと、低音側に 引っ張られた 感じがします。
で、乗せて聴くと、中高音がスッキリして解像度が上がり音量も増えた感じがし ます。
太い低音は細くは成りますが、これも解像度が上がり、より腰が下がった感じが します。
全体にスッキリ、クッキリ系の音になり効果は歴然でした。
次に、チョット古いスピーカーで、片手サイズと言われたARL-JORDANのEntry-S です。
これも、パスレフポートにスポンジを入れないと、サイズに似合わない量の低音 が出て来るタイプのスピーカーです。
多少バランスは悪いですが、お試しと言う事で、縦に板シート×2を入れて聴き ました。
音の変化は、UMU-131XSと同じですが、低音が締った感じになって無理に低音を 出して居る感が薄れて、全体のバランスがより良くなった感じ です。
最後に、これもピッタリ感のあるPARC-AUDIOのDCU-F071W+DCK-F071W-Cです。
これは、 低音はそれなりで、 PARCのウッドコーンらしい奇麗な中高音で聴かせるスピーカーです。
乗せて聴くと、中高音がさらに磨きがかかった感じになり、低音もより腰が下 がった感じ成りますが、元々量感はそれほどでもないので、BASSを調 整する等 してバランスを取った方が良い感じです。
それでも、無理に低音を出して居る感が薄れるので、けっこう聴き易い低音にな ります。
今回も色々お試しで遊んで見ましたが、もう1セットあればもっと色々出来たの ではと
チョット後悔して居ます。
長くなってしまいましたが、以上がスーパーサウンドインシュレータの使用の感 想です。

神奈川県のT様

こんにちは、長谷川様
スーパーサウンド・インシュレータの使用の感想です。
今の私の環境ですが音源は、ミニタワーのパソコン(2台)で鳴らすMP3です。
それを、USB、またはUSB 同軸変換器を使って、デジタル音源のセレクターとし て使って居るラックスマンのDA-200に繋いでいま す。
その先は、2台の真空管パワーアンプ(ソフトンのModel7(5極バワー管用)と Model8(300B用))とリファレンス&真夏用の ラックスマンのL-505uに繋げてい ます。
それぞれをスピーカーセレクター(1in3)逆使いのアンプセレクターに繋いで、さ らにスピーカーセレクター(1in6)と繋いでいま す。
今回の試聴に主に使ったスピーカーは、161STに入れた、FOSTEXのFE-103En-Sで す。
さて、何処にインシュレータを使ったかと言うと、2台の真空管パワーアンプと DA-200です。
取り敢えず、シートの波型を上にして、シート板シート板シートと重ねて試して 見ました。
因みに、Model7はJJのKT88、Model8は同じJJのECC82と300Bで、手持ちで 唯一メーカーが判って居て、揃えられるJJ製 にして見ました。
元の音源はMP3だし、真空管パワーアンプは元々オーディオテクニカのインシュ レータAT-6099の3点支持で浮かせてあるので、あまり変 化は無いかもと思って 居ました。
最初に、Model8で試しました。音を出した瞬間、中高音の音が痩せたかと思い ましたが、
良く聴くと、そうではなくて、余計な音が薄れたためにそう感じただけでした。
実際には、中高音の解像度が上がって、それに伴って低音の解像度も上がり、 けっこう低い音までボケずに鳴ってます。
Model7でも同様でした。
DA-200でも全体にスッキリした感じには成りましたが、真空管アンプほどの変化 では感じられませんでした。
アンプが2台有るので、シート板シートとシート板と言うのも試して見ました が、やはり、フルに使った方が効果がハッキリして判り易いで す。
私の環境では、最上流の音源そのものではないので、他の方の様に劇的にとは行 きませんでしたが、確かに効果がある事は確認出来ました。 しかも、 それは 困った事に、付けた時よりも、外して元に戻した時の方がハッキリと判るんで す。
ここで、やはり2台有るのでなんとかしたいと思い、お試しをして見ました。
それまでは、板とシートを固定してませんでしたが、ここでシートの平らな面に ズレない程度の大きさの両面テープ(後の事を考えて、剥がせるタイプ のもの) を付けて、板+シートの組合わせを作り重ねて見ました。
板を下にして板シート×2の上に乗せて見ました。 シートを固定した事で少し 効果が上がった感じもします。 この組合わせでも最初のフルの組合わ せと同 じ位の効果がありました。
さて、残ったシートですが、これを使って幾つか試しました。
最初に、表札大のコルクの板にシートを乗せて見ました。 これは、如何にも真 空管と言う感じの柔らかい感じになりましたが、中高音が少しボケた様 にも感 じられました。
次に、硬いもの+シートが効果を上げるのだろうと考えて、手元に有った100円 ショップで買った天然石の板をコルクとシートの間に入れて見まし た。 これ は、コルク+シートを聴いた後のせいも有りますが、中高音がシャープになり焦 点が合った感じの鳴り方に成りまし た。
音の変化方向が板シート×2と同じ感じなったので、2台目はこれで行く事にし ました。
しかし、アンプなのにスピーカー並みの変化にチョット驚きです。
今は、表札大のコルク板では高さが20mm以上あって高すぎるので、約10mmの コルクの板にして、天然石の板では、扱い難いので、紫檀の端材を 手に入れ て、コルク板-紫檀板-シートと重ねて使って居ます。これも、全体に解像度が 上がって、なかなかいい感じです。
ここまでやると、スピーカーにも使って見たいと思い、また幾つか試して見まし た。
1セットでは底面の広いスピーカーボックスは不安定になってしまうので、極々 小さいもので、板シート×2で試して見ました。
まずは、ピッタリ感のあるUMU-131Xです。
普段は、サイズに似合わない太い音で、ニアフィールドで聴くPCミュージック環 境に合った感じの音ですが、何も工夫しないで置くと、低音側に 引っ張られた 感じがします。
で、乗せて聴くと、中高音がスッキリして解像度が上がり音量も増えた感じがし ます。
太い低音は細くは成りますが、これも解像度が上がり、より腰が下がった感じが します。
全体にスッキリ、クッキリ系の音になり効果は歴然でした。
次に、チョット古いスピーカーで、片手サイズと言われたARL-JORDANのEntry-S です。
これも、パスレフポートにスポンジを入れないと、サイズに似合わない量の低音 が出て来るタイプのスピーカーです。
多少バランスは悪いですが、お試しと言う事で、縦に板シート×2を入れて聴き ました。
音の変化は、UMU-131XSと同じですが、低音が締った感じになって無理に低音を 出して居る感が薄れて、全体のバランスがより良くなった感じ です。
最後に、これもピッタリ感のあるPARC-AUDIOのDCU-F071W+DCK-F071W-Cです。
これは、 低音はそれなりで、 PARCのウッドコーンらしい奇麗な中高音で聴かせるスピーカーです。
乗せて聴くと、中高音がさらに磨きがかかった感じになり、低音もより腰が下 がった感じ成りますが、元々量感はそれほどでもないので、BASSを調 整する等 してバランスを取った方が良い感じです。
それでも、無理に低音を出して居る感が薄れるので、けっこう聴き易い低音にな ります。
今回も色々お試しで遊んで見ましたが、もう1セットあればもっと色々出来たの ではと
チョット後悔して居ます。
長くなってしまいましたが、以上がスーパーサウンドインシュレータの使用の感 想です。

目黒区 石黒様

長谷川様

いつもお世話になっております。スーパーサウンド・インシュレーターの2 セット目が9日(土)に到着し、すぐに設置し、週末に 聴きました。結果、良好 でした。

1セット目はすでにCDプレーヤーに設置してありますので、2セット目はでき ればパワーアンプに設置したかったのですが、添付 写真(容量が大きくて申し 訳なし。キャノンは大きくないとクリアにならないので)にありますように、パ ワーアンプの上のクリアランスがないので、 3cm高のインシュレーターは設置で きませんでした。

SSC必要量一覧

サ イ ズ 別 必 要 量 一 覧 表

機  種

*フロントバッフルは除外

1回塗り
2回塗り
3回塗り
標準タイプです。 
比較的簡単に塗れます。
当社塗装済キットと同量の塗装 最高量の塗装です。 大変難しいのでご相談下さい。
  MM-141S
400cc
550cc
1180cc
  MM-151S
400cc
580cc
1260cc
  MM-161S
400cc
620cc
1340cc
  MM-141
500cc
830cc
1780cc
  MM-151
500cc
870cc
1870cc
  MM-161
600cc
910cc
1970cc
  MM-171
600cc
950cc
2060cc
  MM-141ST
500cc
830cc
1780cc
  MM-151ST
600cc
870cc
1890cc
  MM-161ST
600cc
920cc
2000cc
  MM-151T
1000cc
1740cc
3450cc
  MM-161T
1000cc
1800cc
3580cc
  MM-181T
1200cc
1930cc
4190cc
  MM-191T
1200cc
2000cc
4340cc

WCWを試聴された方の感想コーナー ②

■2007/6  新潟市U様 WCW-F200Aを購入されて。

WCWが届いて早1箇月が経ちました。
永年探し求めていた音に巡り逢えて毎日幸せな気分です。
3箇月待った甲斐がありました。

試聴室で聴いた時、低域には僅かに不足を感じていましたが、我が家で聴いてみると何の不満も感じませんでした。

又、高域に不満があり、手持ちのツイーターT90Aを持ち込んでの実験をさせていただきましたが、高域も大幅に改善されツイーターのアッテネーターは絞り切る直前で十分でした。

音源、アンプ、ジャンル、好み等によっては、ツイーターの追加は不要だと言えます。我が家のSunvalley SV-91Bとはとても相性が良いです。

大変切れの良い力強い音です。大型のスピーカーで聴いているような錯覚を覚えます。又、すぐそこで歌手が歌っているかのようなリアルさがたまりません。これだけの音が自宅で聴けるなんて涙もんです!

長谷川さんから音道開口部の塗装色が合わないと言われましたが、出来るだけ木の色に近付けたかったので私としては想定範囲内の色に仕上がったと思っています。

MMも良いスピーカーですが矢張りWCWと較べると解像度も切れも落ちますね。コンクリートの威力は絶大だという事でしょう。只「もう少し軽くなればなあ」とは思います。大型スピーカーだと思えば当たり前の重量なんですが・・・

ユニットはアルテックのCD408-8Aも悪くはないですが私には低域のボリュームが足りず、FostexのF200Aの方が断然好みに合いました。

40cmの奥行きと片チャンネル34kgほどの重量が許容出来れば6畳間にも置けるサイズですので、お勧め出来るスピーカーと言えるでしょう。

良いスピーカーを作ってくれてありがとうございます。永らく使っていけそうです。

■2007/5  武蔵野市 K様  WCW-F200Aを購入されて

WCWが届いて1週間たちました。毎日、帰宅してから鳴らして楽しんでいます。そんな中での感想を書いてみます。

ただひとこと、素晴らしいの一語に尽きます。
音が素直で、美しい。様々な楽器がそれぞれの表情を少しも変えることなく鳴っているように聞こえます。そういう音が出ることは、オーディオ製品としては当たり前のことのようでいてどれだけ困難なことか、あらためて述べるまでもないでしょう。

楽器の音色が美しいだけでなく、コンサートホールやジャズクラブの中での空気感のようなものも伝わってきます。目をつぶればそこにナマ演奏が鳴っているように感じる、というよりは、実際にコンサートホールの客席にいる自分や、ジャズクラブで軽く一杯やりながら聞いている自分を意識できます。
ある程度のオーディオは試してきたつもりでしたが、今までにこんな聞こえかたをするスピーカーは経験したことがありませんでした。

音楽が人を感動させる力は、そういう音場の中で初めて、はっきり伝わってきます。
このスピーカーの音には、人を幸せにする力があります。

オーディオ雑誌をめくれば、新製品が氾濫しています。大量のレビュー記事も載っていますが、どれもスペックの数字を並べたり、重箱の隅をつついたりする内容に偏りがちです。いい音楽を聞く幸せを得るための方法論からは遠く離れ、記事のための記事でしかなく、空虚です。
このスピーカーの音は、そういった視点とはまったく次元の違うところにあります。

こまかいことを言い出せば、「高音が伸びやかでああだこうだ」とか、「金管の重低音がどうのこうの」という表現もできるでしょう。音響特性をグラフに示して、この曲線だからいいとか悪いとかを言うこともできるでしょう。
しかし、それは私の求めるものではありません。

おいしいものを食べた悦びが文章でうまく伝えられないことと同様に、音楽の感動(とくに優れたオーディオ製品の体感内容)も文章で伝えるのは困難です。
感動という最もアナログ的な情動を文章では、ましてや数字やグラフでは伝えようがないではありませんか。

だからこれ以上無理をして文章をこねまわすつもりはありません。ただひとつ書いておきたいことは、「このスピーカーは本物だ」ということだけです。
本当に音楽の好きなかたが、必要な技術を集結させ、凝りに凝って作り上げた匠の品です。
これを世に送り出してくれた長谷弘さんに、心からお礼申し上げます。

■2006/9  渋谷区 Y様  WCW-F200A を ご購入されて

Yです。
これは本当にすばらしいスピーカーですね。
もっと聴きこんでからご報告しようと思っていたのですが、大変気に入ったので早速送らせていただきます。
私のメインシステムは181T+168ES+リボントゥイータでソースはソニーのHDレコーダーにCDをコピーして聴いています。
(このほうがデジタルノイズが少ないです)この出力をデジタルチャンデバを経由して168ESはトライオードのKT88シングルで、リボントゥイータは300Bシングルでマルチでドライブしています。
はじめは168ESのフルレンジで聴いていたのですが、このユニットは中高域がうるさく、SGでスイープして調べてみると3.5kHz付近にひずみがありました。そこで、2kHzクロスでリボントゥイータを追加したのですが、これが正解で、すばらしい音になりました。
リボントゥイータの高いトランジェントにバランスできる低域はバックロードホーンしかないのではと思っています。サブスピーカーに以前購入したRR-10を使っていたのですが、帯域は狭いですが、やはりフルレンジは良いですね。
定位の良さや音場感など、デバイダーのないメリットが感じられます。
そこで、もっとワイドレンジのフルレンジスピーカーはないかと思っていました。
WCWも気になっていたのですが、アルテックの2ウェイだったので悩んでいました。そこに「じょんのび日記」でアルニコのフルレンジを採用したWCWが出ると見つけたので早速注文させていただいたわけです。
コンクリートのホーンは憧れで、アルニコのユニットも使ってみたかったので楽しみにしていました。
アンプはカインのKT88プッシュプルを用意しました。ベリンガーのデジタルパラメトリックイコライザを通してサンバレーの真空管DAコンバータを使っています。
はじめに音を出したときはエージングが進んでないせいか、少し高域がきついかなと感じました。
ユニットのf特を見てみると4kHz付近に6dBほどのピークがありますね。
そこで、イコライザで4kHz、BW1/2オクターブを-6dBにしたところ大変バランスが良くなりました。
20cmフルレンジということで低域は十分と思いましたが、高域が下がるのではと予想し、イコライザを準備したのですが、さすがにリボンほどの軽さはないですが、十分に伸びていますね。
私は女性ボーカルをメインに聴きますが、このWCWのボーカルは大変すばらしいですとくに叫ぶような熱唱の表現はメインシステムにはないもので最高です。
低域も十分に早いですし(バスレフは低域が遅くていやになりました)フルレンジ特有の定位などのメリットもあり、ついつい音量が上がってしまいます。
これだけの音量でうるさく感じられないのはひずみが少ないからですね。
これからの使いこなしが楽しみです。メインの座を奪ってしまうかもしれません。
最高のフルレンジスピーカーをありがとうございました。

P.S. 私の装置の写真を添付させていただきます。
内側のインフィニティはAV用です。カインのアンプはラックに入らず床置きになってしまいました。この方がケーブルが短くて良いですね。
隣の300Bシングルも待機中です。

■2006/3  新潟市 K様 コンクリートホーンWCW-200+フォステクスF200Aをご購入されて

①クラシック Beethoven symphonien nr5 shostakvich no5

・音がものすごくクリアです。全ての楽器の高音から低音域まで再現されております。また、各パーツのポジションも分かるくらいです。

・弦楽器の温かみやまろやかさと管楽器のシャープさのバランスも良好です。

・バイオリンやチェロの弦楽器の音域がクリアだけでなく、振動が伝わってきます。

・管楽器もホルンの息遣いやオーボエのような特殊な楽器の音色もきれいに再現されます。

・ショスタコビッチ5番の最終章のティンパニーの音も本物の音と間違うくらいです。

・シンフォニーも現場にいるような臨場感があります。すごいです。

②beatles rubber soul

・Eベースの腹をうつようなPAULの指使いが見えるようです。音もすばらしいです。

・ドラムもバスドラからシンバルのような高い音、マラカスのようなアコスティックな楽器の音もきちんと再現されております。

・シタールやアンプラグドなアコスティックGの音もキレがよく出ます。

・Eギターのリズムのキレやアドリブも申し分ありません。

・JOHNのしぼりだすような声は本当に印象的です。

・やはり臨場感はすばらしく、現場にいるような感覚になります。

③THE BILL EVANS TRIO

・高音域から低音息までPIANOは忠実に再現されます。

・ウッドベースも本物に感じます。音のカスレやうなりがよく出ております。

・ドラムスもバスドラムからシンバルまでクリアに出ております。キレもいいです。シンバルのなんともいえない音が印象的です。

・やはり現場にいるような臨場感があります。

④全体に見て

・全体に音がクリアで、各パーツのそれぞれの音が明確に分かります。これがバックロードの特色かと思います。

・本当に現場にいるような錯覚になります。これもバックロードの特色と思います。

長谷川さんも試し聞きをせず、嫁に出した気持ちと思います。一度時間をみて聞きに来てください。

■2006/2
岡山県 I様 ハイブリッドスピーカー WCW-200A(アルテック仕様)をご試聴されて

遅くなりました。試聴記を書かせて頂きます。

WCW-200Aがやってきて約一ヶ月が経ちました。
自宅にある古いアンプYAMAHA A-2000との組合せで、こんなにリアルに音が聞こえるかとびっくりしました。
特筆は、バイオリンです。
後藤みどりがそこにいるかのごとく、バイオリンは音を作りだし、SPは音をあげません。
弦のかすれまでがはっきりと分かります。
(*今回はI様のご依頼でアルテックCD408-8Aにユニット用SSCを塗らせていただきました。リアルな弦楽器はその為とおもいます。)

オーケストラ、とくに大編成のものは、時に音がばらつくことがありますが、エイジングとともにはっきりしてくることと、期待しています。
コーラスや声楽も大変に好ましく、自分が壇上で唄っている感じ?音にかこまれている感じがします。
今回、このような素晴らしいSPを製作してださって感謝しています。
自分のためにつくってもらった、という心がこもっていてとてもうれしいです。
調子がわるくなったり、ユニットがだめになったらまた相談させてください。
きっと他社のユニットもまた別の魅力を見せてくれると信じています。

■2003/7  茨城県 HN様 MM-161S(特注)にフォステクスFE108EΣを取付け

大変素晴らしいエンクロージャーを作っていただきありがとうございます。なぜキッ
トの購入することにしたのかはいくつかの理由があります。
実は自宅には10年以上前に買ったタンノイのスターリングがあるのですが、狭い部
屋の中ではどうも持ち味が出ずに欲求不満を感じていました。
そこでまずフォステクスのロクハンと26Lのバスレフを作って鳴らしてみたのです
が、正直いって感動モノでした。というのも以前はフルレンジスピーカーの事を半分
馬鹿にしていたところがあったからです。いわゆる高級スピーカーといわれる製品で
フルレンジを使ったものなどありませんし、高音から低音まで出すなんて出来っこな
いと単純に思っていました。それがどうでしょうバランスの良い音で鳴ってくれるで
はありませんか。おまけにエージングを重ねることでどんどんと低音は伸び、高域は
滑らかになるし、、、スターリングの10分の1の値段とは考えられませでした。
このバスレフセットを買ったときにコイズミ無線さんの店頭で鳴っていたのがMM-
141SとSA/F80AMGでした。
バスレフセットを作った後からも忘れられずに間もなくMM-141Sを買ってしま
いました。勿論SA/F80AMGもです。本当に素晴らしい組み合わせだと思いま
した。ただどうしてもバスドラの音の高い部分がポンポンと耳につくところがあった
ので積層版を2枚増やし、フロントバッフルも特注してMM-161Sにしました。
結果は大満足です。かなりの低域から再生されますし、バスドラのポンポンとした音
もビシッとするようになってきました。
そして何よりもビックリしたのは定位の良さです。スターリングは定位の良さで比較
的有名ですが、MM-161Sは更に楽器と楽器の隙間があってそれぞれの楽器の小
さな音まで聞こえてくるのです。楽器の数が多くても音に空間がありますから、小さ
な音で聞いても十分音の迫力を感じることが出来ます。こうなるともう止まりませ
ん。一月もしないうちにMM-161Tを注文してしまいました。
実はMM-161Sを使ってFE108EΣを鳴らしていたのですが、高域の素晴ら
しさは見事なものの低域はSA/F80のほうが遥かに良いのです。このユニットを
生かすにはもっと長いホーンロードが必要と考えての購入でした。
今は少しずつ鳴らし込んでいる状態ですが、素晴らしい音だと思います。セッティン
グにもよるのでしょうが、比較的低域の弱いフォステクスユニットですが全く申し分
なく出るようになってきました。高域も硬さが取れてきたように思います。ジャズな
んかは物凄く合っていると思います。バスドラの音もバスレフのように空気の塊を出
すような音ではなくズシッとくる音です。やはりバックロードホーンを使った小口径
ユニットの出す低音はスピード感があると思います。バスレフのように低音同士が混
じり合って何だか分からないような音になるのとは違います。
ただバックロードホーンだから何でも良いというわけではありません。以前聴いた
バックロードホーンの音は中低音が異常に強調された音でどういう思想で作られたの
かわかりませんが、低音倍増装置という感じのものもありました。長谷弘工業さんの
バックロードホーンは本当に素晴らしいと思います。まだ信じられないと思う方は是
非作ってみてください。なんたって高級(といわれる)スピーカーの何分の1の値段
でもっと充実した音が楽しめるはずです。
今度はユニットをいろいろいじってみたいと思います。また良いユニットにめぐり合
いましたら報告させていただきます。

■2003/3  大阪府 O様 WCW-160PE

今回スピーカーを貸していただきましてありがとうございました。 私は未経験ですが自作スピーカーに興味があります。 自作スピーカーはお金がかからない割にその能力は高いというのが、ホームページを見て まわった結果でした。その中でよく出ていたのが長岡式バックロードホーン という言葉でした。凄い音がするというのが大半でした。その反面、 製作にかなりのコツがいるのだという事がわかりました。私は器用でないので、もっと 簡単なものはないかと、ホームページを見てまわった結果、長谷弘工業様のホームページに たどりつきました。 バックロードホーンというと試聴機貸出しがあるというので、今回のことにいたりました。 最初に感じたのは、すごく丈夫であるのと、木目がきれいである、あと、すごく重い。 ということでした。ホームページに仕上げは家具職人がするとありますが、そのとおりですね。 すごく品があり、使うほど味が出てくるのではと思いました。 肝心の音の方ですが、驚きました。私はバックロード初体験だったのですが、 これほどまでに音がちがうとは思いませんでした。 バイオリンやチェロの弦を押さえる指の音が本当の楽器が鳴っている様で、 きれいだなと思いました。ホーン楽器は特に最高ですね。 私が持っているスピーカーではただの曲であったのが、このスピーカーでは 別の生きている曲で、すごい迫力を感じました。ホーン楽器中心の曲は最高です。 こう思えたことが今回試聴で体得した、一番のことだと思います。 私はピアノ+ボーカル、といった曲と、電子音(R&B)+ボーカルの曲を中心に聞くのですが、 スピーカーの相性が前者の曲にはバッチリなのに、後者の曲に、もうちょっと、というクセを持っているのに、 今悩んでします。試聴機を10日間も貸していただいたという好意に対し、本当にあつかましいのですが、 購入に関しましては、もう少し時間をかけて結論を出したいのです。 また、購入することになるときは、積層式スピーカーキットになると思いますので、 その時は、社長様のお知恵を借りて スピーカーと曲のベストな組合せを指南していただくことになると思います。 どうかその時はよろしくお願いします。

■2002/12  岩手県 S様 WCW-160R

WCW-160Rを購入したSと申します。 8月にお届けして頂いて3ヶ月余りが経ちました。その間なかなか音を出す時間が取れない 日が多かったため、まだエージング不足ではありますが素晴らしい音を楽しんでおります。 私がオーディオ装置の購入などをしなくなって10年以上となり、その間少し興味が薄れて おりましたが、最近あるきっかけで真空管アンプを購入し、その音の素晴らしさに感激する と同時に、使用しているスピーカーではまだ何かが足りないように感じていました。 そのような事からスピーカーを購入しようと思った訳ですが、なにぶん最近のオーディオは どのようになっているのかわからず、インターネットで色々検索していくと、やがて 長谷弘工業さんにたどり着いたのです。 そこでのバックロードホーンに対するアイデアや、試聴された方の感想を拝見して非常に 興味が湧き、フルレンジスピーカーが欲しいと思っていた事もあり、購入する 事にしました。 以前、20数年前にP-610B、その数年後にP-610DBを使用していたことがあり、 真空管アンプを使用しクラシックでの弦楽器や、ボーカルがとても良かったのを思い出します。 また、エレキギターが趣味だった友人は、このスピーカーと真空管アンプの組み合わせがギター の音が良くわかると言い、ロックなども聴いていたのを思い出します。音楽ソースの良い音は 良く、悪い音は悪く?と、厚く柔らかな音と同時に繊細さや厳しさ?のある音とモニター的な 一面もあったように記憶しております。 いずれも引越しなどの時にとても欲しがった友人にあげてしまった事が、今更ながら悔まれます。 (友人にあげた当時はユニットはまた買えると思っている内に、気が付いたら無くなっていました) 前置きが大変長くなってしまいましたが(すみません)、そのような曖昧な記憶もあり、16 センチフルレンジに戻ろうという結構単純な想いでWCW-160Rを購入したのですが、 その素晴らしい音に大変満足しております。 前のスピーカーでの、音がスピーカーにまとわりついた感じから一気に開放された感じがし、 楽器ごとの音色の違いや、定位、前後感が明確になり、リアルさといいますか楽器らしさ?が とてもよく感じられました。また、ステージやホールでの音の広がる感じや、場の雰囲気も伝わっ て来るような感じもしました。そして、ボーカルのリアルさはさすがです。 WCW-160Rのユニットとエンクロージャーの凄さなのでしょうか、中音域の厚みや、 スピード感、瞬発力のようなものがとてもよく感じられました。 P-610と似たような面と、そうでない面がありますが(当然ですが)、特に弦楽器や ボーカルの素晴らしさは共通するものがあると思います。 またエージングが進むとさらに良くなっていくと期待しております。 ところで、このロイーネさんのユニットも現在製造中止ということで大変残念です。はやく 復活してほしいです。 最後に、WCW-160Rを購入して良かったです(正直音を出すまでは、試聴もしないで 購入した事にちょっと心配でした)。有難うございました。 乱文で失礼しました。 御社のご発展とご活躍をお祈り申し上げます。

■2002/8  神奈川県 T様 WCW-200 (ロイーネ―DX200)

長谷川 様  神奈川のTです。  益々ご繁栄の由お慶び申しあげます。  4月初めにWCW-200(ロイーネDX200装着)を送って頂いて約5ケ月過ぎました。  エージング期間も過ぎて、すっかり音を楽しむ段階にあります。分厚い低域を  基盤に中高域が眼前に定位良く再現できるので、JAZZ、バロックアンサンブル  などを聞くのが楽しい日々を送っています。   秋葉のショップで、かなりの高級システムを試聴させて貰っても、ベースの音  聞いて「何でこんなに締まりがないの?」と感じことが多いのです。すっかり  私の耳の基準がWCW200(DX200)のベースの再生音になっているのです。  バロックアンサンブルの通奏低音も然りです。  その豊かな低音部を支えているのが、ロイーネDX200ですが、   ロイーネユニットの入手難の件は、製作を依頼した時点で 仰っていた事が  遂に現実となってしまったのか、と残念です。 私に製作して頂いたのが  最終グループだったのかと思うと、良かったと思う反面 申し訳ない気持ちも  あり複雑なものがあります。今後は、貴重なユニットを大事にして行くつもりです。  ユニットを大事にしたいので、御社の各モデルに全面にネットが標準で  ついていれば、と思うことがあります。  私は、不恰好なフレームを手作りして、コイズミ無線で買ったネットを張って  ベルクロで貼っています。(あの丁寧な仕上げのフロントパネルに傷を  付けたくないので)  バックロードホーンの前面ネットというのも、デザインが難しいというのが  実感ですが。(ホーンの開口部までネットをかぶせるのかどうかで、印象が  随分異なるのです)   又、最近は、御社のホームページ以外に、他のホームページやオーディオ  雑誌などで、御社のエンクロージャの情報を 目にする事が増えて来ました。   以外な発見に嬉しく思う時があります。愈々全国区ですね。  今後の益々のご発展を願っています。  真空管オーディオフェアでお会い出来るのを楽しみにしています。

■2002/7  岡山県 岡田様 WCW-2016R (ロイーネ―RA160)

メールありがとうございます。現在お借りしていますWCWー2016Rの音がすばらしく良くなりました。

というのも、スピーカーのセッティングを変え(間隔・高さ)アンプもトランジスター ・真空管(プリ・パワー共に)を組み合わせを変えて試聴しました。 その結果一番シンプルな回路で組んだ真空管プリと300B.Sが最高という結果になりました。 ロイーネは使用するアンプに非常に敏感に反応するユニットだと思います。 低域ははぎれよく量感たっぷりと、そして透き通った高音 本当にバランス良く 気持ちよく響いてくれるようになりました。 ロイーネRA-160に決定しようと思います。尚DX-200もオークションも含めて大阪日本橋の 店も検索してみましたがパソコン関係の店が多くとても見つかるような状況ではない です。 新しいロイーネ(RA-160)を自分でエージングする楽しみもあります。 フォステクスのF-200Aの試聴結果を楽しみにしています。ユニット選定にあたり、ご 心配をおかけ致しました。 バッフル穴あけ工程を当初の予定どうりに進めていただいて下さい。よろしくお願い 致します。 毎日、深夜まで聞いていますので当方寝不足ですハイ。 岡山地方にオーディオ仲間がいますので彼らにも紹介していきたいと思います。また メールします。

■2002/5  宮城県 S様 WCW-200A

長谷弘 様 東北電力研究開発センタ-のSでございます。ご無沙汰しております(メール)。 スピーカの台をお送りいただきありがとうございました。 御礼のメールが遅れて大変申し分けありません。実は、研究室からお送りいただいた ことの報告がなかったためこのようになってしまいました。 今回、展示室に新しいSITの試作アンプをセットした際に立派な台の存在に気付き お送りいただいたことを知った次第です。 4種類のSITの試作アンプ(SEPP・OTL、SEPP・マッチングトランス付、 シングル、プッシュプル)で試聴できます。 スピーカは、他に1セット(ヒノオーディオの箱にローサーの20センチをつけたもの) をおいてます。 試聴者の感想は、ピアノはコンクリートホーンスピーカが良い、 弦はローサーがつやがある等が共通していますが、いろいろです。 音の定位、分離、力強さはコンクリートホーンは非常に良いとの評価が多いようです。 今年は、オーディオフェアが中止になってしまい、 真空管オーディオフェアがオーディオのメイン行事になりましたが、新会場、 有料化と環境変化があり、期待と不安?の開催のような気がします。 会場でお会いできることを楽しみにしています。 コンクリートホーンスピーカの普及拡大を祈念して、重ねて御礼申し上げます。

■2002/5  神奈川県 T様 特注品 WCW-200にロイーネDX200を取付け

Tです (株)長谷弘工業 長谷川 様 WCW200を送って頂いて約1ケ月がぎました。 お陰様で順調です。非常に良い音を響かして呉れています。 さて、先日は、池袋の東急ハンズまで出かけ、MMシリーズの実物を見ると共に、 その音を聞いて来ました。 真空管アンプでドライブされて柔らかい良い音を出していました。 狭い売り場の一角のそこだけは、ほっとする 雰囲気がありました。 壁面にカットモデルが展示されていてこれも大変目を引きそうな感じでした。 その後、秋葉へ足を伸ばし、ショップの試聴室等で できるだけ高そうなスピーカを選んで聞かせて貰い、 「これなら内のWCW200の方が良い」と自己満足して帰って来ました。 以上 簡単ですが、現況報告です。 御社の益々のご発展を祈ります。

■2002/2  長岡市 庭野様 特注品 WCW-200のエンクロジャーにロイーネDX200を取付

長谷川様 昨日はありがとうございました。 新デザインのスピーカー(RR-10)の音も聴けましたし、とても楽しかったです。 音の調整もこれから詰めていくとのことで完成品の音もとても楽しみです。 現段階でも音の響きはコンクリートホーンに迫る音ですので完成品は期待できます。 話は変わりますが、昨日あれからゴスペラーズの 最新アルバムを買って帰り早速聴いてみました。 ヒットした曲もいくつか入っていますし、いつも通りこった作りで飽きさせない アルバムとなっていました。 エージングがだいぶ進んでスピーカーも調子よく低音もガンガン出て ゴスペラーズが目の前で歌っているようです。 このスピーカーは本当に気持ちよく響きよく音が前に出てきます。 大きさも私の部屋にちょうどいい大きさで私にとっては理想のスピーカーです。 この音をスピーカーを作ってくださった長谷川さんにも聴いていただきたいいと 思っていますので機会をつくり家に招待します。 昨日の約束通り現在の機材のセッティング状況の写真を送ります。 また近々遊びに行きますのでよろしくお願いします。

■2002/1  長岡市 庭野様 特注品 WCW-200のエンクロジャーにロイーネDX200を取付

長谷川様 あけましておめでとうございます。 メールを送るのが遅くなりましたすみません。今までスピーカーの慣らしのため 大音量で音楽を鳴らし続けていたので、まともな感想が書けるほどよく音楽を 聴いていなかったのです。 昨日今日と仕事も休みだったことからゆっくり音楽を聴いていますが ロイーネDX200で作っていただいたスピーカーの実力は思っていた以上に凄いものです。 特に低音の出方が凄い。以前2016Rを貸していただいて一週間ばかり視聴しましたが、 そのとき感じた低音の足りなさが微塵も感じられなくむしろ出過ぎるくらい低音が出てきます。 私が聴く曲はほとんどボーカル曲なのですが2016Rの時は 女性ボーカルに最高のスピーカーだと思いましたがこのDX200は男性ボーカルの力強さを よく表現して気持ちよく聴かせてくれます。 かといって女性ボーカルがだめかと言えばそうではなく腰が据わった 安定した感じになり落ち着いて聴ける感じです。 元々hasehiroさんのコンクリートバックロードホーンエンクロジャーじたいに入力された音楽に 気持ちの良い響きと低音をプラスさせて出力させる作用があるからDX200の実力を 100パーセント以上引き出すことができるのでしょう。 確かに非自然的な音には不自然さが出ることがありますがそんなのを気にする以上に ストレートで自然なアコースティックを聴かせるこのスピ-カーにのめり込んでいます。 昔聴いたレコード、CDを引っ張り出しては聴いています。 当時では感じなかったボーカルの感情や表情まで分かるような気がします。 定位感も良くボーカル一名の時は目の前歌っているような感じですし、 複数の場合には歌っている人の位置まではっきり分かるようです。 私はクラシックやジャズはほとんど聴かないのでいい悪いは書きませんが、 ただアコースティック曲を聴いたときの楽器の自然な音の出方からすれば きっとオーケストラ等の楽器の音も最高の音がしそうです。 私がはっきり言えることはhasehiroさんのエンクロージャーはボーカルに最高であり、 音楽を字の如く音を楽しく聴かせてくれる道具であり、 今ではなくてはならない私の相棒ということです。 今はゴスペラーズの曲を聴きながらこのメールを書いています。 ゴスペラーズは最高ですね、中島みゆきも最高ですが。 最後にスピーカーの設置状態の写真を添付して送りますので見てください。 それでは失礼します。

■2002/1  板橋区 M様 特注品 WCW-200のエンクロジャーにウェスタン755Aを取付

謹賀新年
最高のものを作っていただきました。
仕上げ、音共申し分ありません。もう少し聞きこんでからご連絡いたします。有難うございました。

■2001/12  長岡市 西野様 WCW-2016R

お貸ししていただいた、WCW-2016Rの評価をしたいと思います。 まずデザインの第一印象は『格好いい…でもちょっと…』と言った感じです。 前回のWCW-160PEのデザイン評価をした時と同じ印象ですね。 やはり、ユニット周りの若干の掘り下げでツラ一がベストと思います。 また、音道はべた塗りの塗料よりも、セメントの粗を生かした、クリアグレー的な色 が良いと思いました。 音に柔らかみが出るという方向で、毛長の短いファブリック系の布だとより高級感が 出ると思います。 では、音に関しての私の主観で評価をさせていただきます。 まず、最初にセッティングしたのは、WCW-160PEの時に一番しっくり来た、 大型スピーカーの上に設置してみました。この大型スピーカーは結構しっかりしてい る上に、長岡のアパートでは小音量しか出せないので、これで充分です。 使用したアンプもその時同様LUXMAN LV-107uです。 音を出してみると、低音がWCW-160PEより出てます。 これは空気室、音道長、等により低域カバー率が上がった感じで、更にユニット自身 も低域に強いみたいで結構スムースに出てます。 また、空気室が広い分、WCW-160PEが苦手としたような『ドスッ』とした音にも対応 できてます。 ただ、やはり低域の量は十分と言うことは出来ませんでした。 高域は問題なく素直でスムースに出ています。ツイーターを付けるのが勿体なく感じ るくらいに出ています。 私なら付けません。こういうフルレンジは好きですね。 ワイドレンジ3Wayとか普段から聞いているのにこれはP-610やDDDS7同様付ける必要性 を感じませんでした。 音の印象は、緻密で繊細。管弦楽器の音のつやは絶品です。WCW-160PEが、オーケス トラが良いとすればこちらはソロが得意ですね。 人の声は一概には言えませんが、女性の声はこちら。男性の声はWCW-160PEが 得意かと思います。 次にやってみたかったのが、ベッドの上の設置です。WCW-160PEの時は思い浮かばず 出来ませんでしたが…。 より、音像をくっきり出来ると思い置いてみました。すると、確かに、その音は音像 がくっきりとして コンクリホーン独特の響きとユニットの音がダイレクトに耳に届き、 狭いアパートでも結構いい感じで聞くことが出来ます。バスレフ型でこれをやるとと ても聴けた音では無くなったのに、さすがホーンと言った感じでした。 次に、最近作った自作電流帰還アンプに繋げてみました。これは、負荷抵抗無しで電 源を入れると暴走するとんでも無いアンプですが、 低域特性、特に高域特性が従来の電圧帰還より 優れたバランスの良い帰還方式です。(場合によって若干ラウドネス気味な音にも聞 こえるかもしれません) このアンプで駆動しての第一印象。『凄い…』でした。とにかく凄い音になりました。 低音も不足していません。更にユニットの高音につやが乗り、ホーンのつやと相まって… とにかく凄い音です。聞いたことがありません。 リスニング機としてはとんでもない実力を持った組み合わせになったと私は思います。 WCW-160PEもこうするともっと良くなっていたかもしれません。 西野さんのホームページにリンク WCW-2016Rの評価が詳しく載っています。

■2001/12  長岡市 西野様 WCW-160PE

西野です。WCW-160PE貸し出し誠にありがとうございます。 音に関する簡単なレポートをします。 長岡のアパートでは2日半連続小音量でのエージングのみで 大音量エージングが出来ずPE-16Mの音を引き出せなかったので 3連休を利用して富山の実家のオーディオルームに持ち帰りました。 富山のオーディオルームでは大きな音を出せるのでエージングをかねて 大きな音を出し、試聴しました。(アンプは程良い駆動力と直線性をもつ自作です) エージング前は定位とヴォーカルが良い位で、全く価格と釣り合う物ではありませんでした。 (当たり前ですよね) しかし、エージングを続けるにつれて音の透明度が見る見る上がり CDをリピート再生していると繰り返す毎におもしろいくらいに音が良くなっていきました。 特にチェロなどの弦楽器の響きがもの凄く上手くモニター系のスピーカーとはまた違った 独特の音を持っていました。 たとえれば、生演奏の音をマイクで拾うと必ず欠落した情報があります。 その欠落した信号をなるべくそのまま音波に変換するのがモニター系で WCW-160PEは、欠落した信号に新たな響きを与え復調している様な感じです。 これは、モニターとしては話になりませんが、 (復調された音にミックスの連中が心地よくなってしまい、まともに出来ないでしょう…) 弦楽器などの生演奏を再生するときのリスニング機としての性能は非常に高く思えます。 逆にホーンが得意でない音に関しては一寸不自然さが残りました。 おそらくこのままエージングを続けるともっともっと素晴らしい音になると思います。 ですので、本格的な音に関するレポートは書けません。 とにかく、今言えることはこのエンクロージャはユニットの音をもの凄く引き出す物である と言うことです。新品からのエージングでここまで変化の大きいシステムは初めてでした。 また私の好みとしては、もう少し音道を伸ばして、低音を多くした方が 良かったかな?と思います。 そろそろ10日になりますので、お返しについてですが、 三条市ということなので、持って行くことを考えています。 週末は営業されていますでしょうか?よろしくお願いします。 西野さんのホームページにリンク WCW-160PEの評価が詳しく載っています。

■2001/12 長岡市 西野様 WCW-160PE

長谷川様 西野です。WCW-160PEの貸し出し誠にありがとうございます。 デザインの評価をさせていただきます。 レトロ調の仕上げですがなかなか渋くて格好いいですね。 良いと思います。ただ、PE-16Mが黒いので、ホーン開放口の セメントは白いよりも黒のつや消し塗装にされた方がコントラスト的に マッチングが良いと思います。(このレトロ調仕上げでは特にそう思います。) また、箱の仕上げの完成度が高いため、そのままバッフルに取り付け出っ張った PE-16Mが若干浮いているようにも見えてしまいます。 これをバッフルくり抜きでツラいちにされると、デザイン的に言うこと無しです。 肝心な音の評価なのですが、PE-16Mのエージングが足りないため 現在エージングをかねて簡単なリスニングをしています。 現在の所真空管-MOSハイブリッドのLUXMAN LV-107uが好相性です。 音の評価は一通り試してからにさせていただきます。 今言えることは、音の透明度が高く定位が凄いと言えます。

■2001/11 長岡市  庭野様  WCWー2016R

しかし2016Rは聴けば聴くほどいい音が実感できますね。 ロイーネユニットと長谷弘さんのエンクロージャーの相性がいいからなんでしょうね。 中島みゆきなんか目の前で歌っているような錯覚さえします。 聴けば聴くほど低音部はこのくらいの出方でいいのかもしれないとふと思ったりもしますが 早く20センチのロイーネユニットの音を聞いてみたいと期待も大きくなります。 明日14日午前中に2016Rをお返しに伺いますので宜しくお願いします。 私のスピーカーの完成を心からお待ちしています。 (庭野様からは、2WayのロイーネDX-200でオーダーを頂いています。)

■2001/11 長岡市  庭野様  WCWー2016R 昨日はありがとうございました。 今日は一日休みでしたので昨日お借りした2016Rでいろいろな曲を聴いています。 ロイーネの音はきれいな音がしますね。ただ少し低域が寂しいような気がします。 でも音は前にでてきて気持ちいいです。 特注で出したロイーネの20センチユニットはどんな音がでるのか興味があるところですが 今度話を聞かせてください。 14日に返しに伺いますがそれまでじっくり聴きたいと思っています。

■2001/10    東京都    薩見様       WCW-2016R

本日はオーディオエキスポでいい音を聞かせていただき本当にありがとうございました。
現在、私は自分の音を求め、未だいろいろな音を聞き比べている最中で、さらに自分が本当にすきな音楽は何なのかも追い求めています。
今日は何度も貴社とディナウディオのブースを往復していました。
東京では聴けないとのことですがとても残念です。
仕事で長岡まで行く機会があるので、もし足を運べたらもう一度聴きたいと思います。
ぜひ、いろいろな人にあのホーンの音色を聞かせてあげてください。
そしてあのスピーカーが本当に音楽の好きな人の元へ行くことを祈ります。

■2001/10 東京都 東急ハンズ池袋店のK様 WCW-160R

東急ハンズ池袋店のオーディオ担当のバイヤーさんです。今回のオーディオエキスポでWCWを聴かれお店への貸出しをご依頼されました。店頭に設置された後のご感想です。(池袋店5Fで聴けます) 
(電話にて)
ええー、もう鳴っていますよ。素晴らしいですねー。見せて頂いた村上様という方の感想メールの通りですねー。
音が良いとか、どうとかと言うのと次元の違う音ですねー。
バックロードの癖が無い。音は秋のイメージだ。
モノラルが良い。50年代の音楽が良く合う。この手の試聴用CDはいっぱいあるので・・・・・・
ただ、ユニットが合わないのでは・・・、音があおられているようだ。しかし、やはりこれで良いのかも。
レンジの広い力強いユニットはいくらでもあるが、それでは面白味がないかも・・・
お客様の反応は良いですよ・・・・・ただ、価格を見てびっくりされています。
オーディオを長年やられて、いわゆる(音)を卒業された方のスピーカーですね。

■2001/9 東京都 O様 WCW-2016R

(電話にて)
真空管オーディオフェア-ではお世話様でした。スピーカー長らくお借りして申し訳ありませんでした。
来週お送りします。
狭い部屋の中、スピーカースタンドに上げたり下げたり、あれからいろいろやって見ました。
凄いですね-、このスピーカー。音がこもらないというか、前に出てきますね-。
音像が非常にハッキリ定位してますね-。
私が、今持っているスピーカーだって、そんなに安いものじゃーないんですよ、結構高い物ですよ、
でもこんなに良い音じゃーない。
フェア-の時は廻りがうるさくて良く解らなかったが、部屋で聴いて驚きました。
私はバックロードを何台も作っては友人に売っているが、どうしてもホーン臭くなる。これにはホーン臭さがない。
コンクリートを使うとこんなになるんですねー。
取り合えずお返ししますが、又バックロードを造って友人に売って、お金ができたら注文したいです。

■2001/8   宮城県  S様   WCW-200A

東北電力のSでございます。早速のご連絡ありがとうございました。一昨年のオ ーディオフェアでの試聴結果から私の提案で試作アンプの試聴用に導入することに なったものですから、少し気になっていました。 フォステクスのホーンツイータと組合わせて試聴しましたがホーン型スピーカ独特 の力強い音で気に入りました。当社が開発に関った静電誘導トランジスタ (SIT)(3極間管特性が特徴です)を使用した試作アンプの試聴用として展示 /使用します。 また、新しいスピーカの発表を期待しています。

■2001/7 宮城県 T様 WCW-200A

(株)長谷弘工業  長谷川安衛様 東北電力 研究開発センターのTです。 昨年3月に納入いただいたスピーカーWCW-200Aは、 当研究センター内で、各種アンプの比較・評価用として使用しています。 当研究センターでの各種アンプの比較・評価は、本年3月末で一応終了したことから、 これまでの試作品等を当研究センター1階展示ホール脇の試聴室に設置し、 一般の方にも聴いていただけるように現在作業を進めています。 WCWー200Aも展示・試聴したいと思いますが如何でしょうか? この度、当社の定期異動により転勤することになりました。 本件については、Sさんに引継ぎますので、 何かありましたらご連絡をお願いします。

■2001/6   新潟県   渡辺様 WCW200A

今回はありがとうございました。 とても良い響きの演出をスピーカーがしてくれたので助かりました。 また何か有りましたら宜しくお願いいたします。 (果樹園でのフルートコンサートにPA用に貸出しした際のお礼のメールです)

■2001/6 千葉県   村上様 WCW160R

今晩は. 160Rも1階のリビングルームに下ろしてまた聞いてみました.低域のゆったりとし た感じは十分ではないものの,KEFでは味わえない本物の音を再度認識しました.最 初に我が家にやってきたこの160Rとも離れがたく引き取ることにしました.2-3日う ちに送金します.

■2001/6 沖縄県  I様 特注品 WCW-200のエンクロジャーにロイーネDX200ユニットを取りつけ

5月27日WCWロイーネDX200バージョン到着しました。 1週間近く聴き込んでいますが、結論から申し上げますと、大変満足して おります。 バックロードにありがちな低域のボンつきもほとんどなく、また、音があまり 前に飛び出ずスピーカーの左右,前後に広がるのがクラシックには大変好ましい と思います。ロイーネDX200にして良かったと思います。 ガッチリした台の上に左右の間隔をあまり開けずにセッティングしていますが まるで音場型スピーカーのように音が、前後、左右に広がりスピーカーの存在を あまり意識させません。 あまり大きいスピーカーでは音場感が犠牲になりますので、WCWはちょうど 良い大きさだと思います。オーケストラも迫力十分ですが、特に、ピアノは すばらしいと思います。 仕上げも大変きれいで喜んでおります。 どうもありがとうございました。 *I様に納品のロイーネ-20センチユニットの特注品です。

WCWを試聴された方の感想コーナー

■2001/5    千葉県  村上様    WCW2016R

どうもお久しぶりです. あれからWCW-2016Rを聴いていますが,ますます愛着が湧いてきます.ほんと うに音楽を聴くのが楽しくなるスピーカです.前にいろいろと申し上げた理由でそう なるのだと思いますが,一言でいうなら粋がいい,音の鮮度が高い,鮮やかな音だと いうことだと思います.低音はもちろん十分出ていますが,重低音をJBL4344Mのウー ハーでちょっぴり出してやると最高です.WCW-160R にJBL4344Mのウーハーを足して聴いてもおなじようにすばらしい音になりますが,低 音が少ない分少しだけ寂しい感じがします.もちろんよく聴かないとわかりません が.私の注文でWCW-2016Rが誕生したのはうれしくもあり光栄に思います.

視聴用のWCW-160Rをお返ししようと思っていましたが,のびのびになってし まいました.申し訳ありません.今度の土曜か日曜にお送りします.WCW-2016Rと WCW-160Rは3階のリスニングルームに置いていますが,1階のリビングルームでは KEFの20年ぐらい前のスピーカーを置いています.これも聞きやすいスピーカーで 気に入っていますが,どうもBGM的な感じは否めません.本当はWCW-160Rを置いて聴 いていたい気がするのですが,単独では低音が不十分なのでそうもいきません.ただ ご提案のありましたサブウーハーがうまくマッチングすれば,場合によっては WCW-160Rも加えて音楽ライフを満喫することができるかなとも思います.

■2001/5  新潟県  I様   WCW-200A

本日突然おじゃました 燕のIです。 久しぶりに刺激的な音のしないバランスの取れた音を聞かせてもらいました。 今までのモニター的な大音圧で聞いていたのが間違いだと気づきました。 是非LE-8THを直してフルレンジの良さを再確認してみたいです。 本日はお世話様でした

■2001/5  千葉県 村上様   WCW-2016R

今日は.この連休中にWCWをたっぷりと聴かせてもらいました. ものすごく重くてセッティング中に腰を痛めないように注意を払いました.チューニ ングのために何度もセッティングし直すのが骨でした.とくにJBL4344の上に置くと きは持ち上げることができるか不安にかられました.でも最高のレベルを知るために あえてセッティングを繰り返しました. さてWCWの総合的な印象ですが,美しい妙なる高音の響きと,そして力強い朗々とし た明晰な中低音のほとばしりは見事に調和してまさに圧巻,白眉と感じました. す べてが鮮明かつ鮮烈な感を受けました. 次に160Rとの比較ですが,最初は160Rの方が高音がよくのびきらびやかな感じかな とも思いましたが,それは160Rの大きさによる見た目から来るもので,聞き込むと実 際には差がないことがわかりました.160Rを試聴しているときピアノの音がやや不鮮 明であり,セッティングに工夫がいることを前に申しあげたことがありますが,その 後160RをJBL4344の上に置きチャンネルデバイダーを使用して100Hz以下をJBL4344の ウーハーに受け持たせて聴いていました.ただし160Rはチャンネルデバイダーをとお さずストレートに音出しします.こうするとピアノの音も鮮明になり,バイオリンの 音もさらに妖しさと陰影を増し音楽の世界に身を浸らせることができるようになりま した.だからBOXの容量を大きくしたWCWに大きな期待を寄せました. そして期待を 裏切られることはありませんでした.160RとJBLウーハーの組み合わせで得られた音 の世界が単一のWCWで再現されました.さらにもう少し豊かさをともなって. 次にJBL4344との比較ですが,音楽を味わい,音楽に身を置くという意味ではWCWの方 が格段に上です.JBL4344はどうも分析的な感じが強く音楽を楽しむというよりは今 低音がでているとか,この楽器が鳴っているとかそんなことに注意がいってしまいま す.妻に聴かせるとJBLの音は古くさいと言っていました.私もそんな気がします. 高音はでていると思いますがさみしく暗い感じが否めません.私も若い頃は音楽を楽 しむと言うより音づくりを楽しんでいました.しかし最近は音そのものでなく音楽を 楽しみ感動したいという気持ちの方に傾いてきました.昔のスピーカーの理論の本を 見るとスピーカーBOXは絶対に鳴っちゃいかん,高忠実度のユニットの発生する 周波 数領域がきちんと再生されることが理想であると言うことになっています.いまでも そういうことを書いた本もあると思います. まさにJBL4344はこういう理論で作られ ていた時代のスピーカーの集大成だと思います.私も上記の理論は正しいが,技術的 には現在も問題が多すぎて理想から乖離せざるを得ない状況だと思います.したがっ て高忠実度再生を別の設計思想と技術で具現化する必要があると思います.御社のス ピーカーの設計思想はBOXを絶対にならさないと言うことではなく,高品質な木材や セメント材料を使ってむしろ積極的にBOXの響きを付加させようと言うところにある と思います.こういった設計思想をもったスピーカーメーカも数は少ないですが見受 けられます.こういった意味で,ご存じかと思いますがローゼンクランツ社の楓材で 作ったスピーカーに興味を持ちます.私は現在の技術レベルでは今述べた設計思想が 最善の方法ではないかと思います.一方最近発売になった某社のタイムドメイン理論 を具現化したというスピーカーの試聴を期待して行いましたが,理論の構築はとても 立派ですが再生される音には全く感動しませんでした.理論は正しいのでしょうが, この理論は高忠実度再生のための一つの分野に関する理論にすぎず他のもっと重要な 分野の理論を閑却しているような気がします.狭い理論とその具現化にとらわれて音 楽性を忘れているように思いました. WCWはとても秀逸なスピーカーだと思います.バイオリン,チェロ,ヴォーカル,シ ンフォニーどんなジャンルの曲でもすばらしいサウンドを聴かせてくれます.自分の 感性とぴったりと一致した大げさに言えば伴侶のような存在に感じます.いままで何 組かのスピーカーを買ったり,たくさんのスピーカーを試聴したりしましたが,こん なことを感じたことはなかったように思います.ただALTEC A7かA5を聴いたときそん な気がしたような記憶もありますが,昔のことで誤解かもしれません.このようなス ピーカーをわざわざ製作していただいた長谷弘さんに感謝します. さて提案なのですが,今私はこのWCWに重低域まで要求するのはナンセンスなので重 低域補強用に先に述べたチャンネルデバイダーを使って60Hz以下をJBL4343のウーハー を鳴らしていますが,重低域用のスピーカーを御社の方式で製作できないものでしょ うか.そのようなものができればまたお願いしたいものです.

■2001/4   千葉県  村上様  WCW-2016R

今晩は 村上です. 本日無事到着しました.ありがとうございました.簡単に設置して聴いてみました が,格段の向上が見られます.立体感,切れの良さ驚くばかりです.休日にゆっくり とチューニングをやりますが,今の時点でも期待したとおりで,製作をお願いして良 かったなと満足の限りです.十分試聴して感想をまたご連絡します.明日仕事がある ので時間がとれれば送金します.立派なものを作っていただいてありがとうございま した.

■2001/3   千葉県  村上様   WCW-160R

今晩は メールありがとうございます.製作がだいぶ進んだ由,楽しみにしております. さてその後の感想ですが,あれからまた,160Rをリスニングルームの方に運びなおして再度試聴を続けました. というのが,いままで聴いていた部屋はかなり広いのですが,前にも言いましたとおりいろいろなものがおいてあり デッドになっているため響きが悪いので,なんとか響きの良いリスニングルームでもう一度調整して 160Rの音を堪能してみたいと思ったからです. 以前感想を書いたときには高音の反射音が強くて明瞭に聞こえにくくなると申し上げましたが, その原因はセッティングにあることがわかりました. 床に160Rを直接置くわけにいかないので間に合わせで椅子の上に置いたのが悪かったのではないかと 考えたのです. 160Rと床までの距離が短く,床の材質がオークのむく材なので高音が床で強く反射し, それが直接音とともに耳に到達し直接音にダブって聞こえそれが高音の不明瞭さの原因になったと考えました. 間接音は直接音より小さくそしてある程度以上の時間的遅れがないといけないはずです .床に絨毯をひくという方法もありますが, それでは美しい高音の間接音が吸収されてしまい,せっかくの響きが台無しになります. そこで160Rを床からもっと距離をとることを考えました. 適当な台もないのでJBL4344の上に置いてみることにしました.JBLの高さは1.2m程度あるかと思います.

するとどうでしょう.今度は今まで不明瞭な感じのした高音が非常にはっきりしてきます. こうなるとライブなリスニングルーム残響のよさで160Rのすばらしい, 美しい,やるせない響きが明瞭に聞こえてきました. 大満足です. ショパンの革命の美しく鮮鋭な鍵盤の音が溢れてきました. Fillipa Giordano の甘えるようなくすぐるようなソプラノがウェットに胸にしみわたってきます. やはりすばらしいスピーカは場所を選びます.またアンプも選びます. Accuphaseの300Lではじめ聴いていたのですが,なんとなくグレーな沈んだ音色でしたが, ドットラボのSV83(ホームページもありますが,5ワットのシングル真空管アンプです)で聴きなおすと, 音が明るく輝き,生命の横溢を感じます. 能率の良いスピーカーなのでシングルの真空管アンプと相性が良いのではないでしょうか. 低音はJBLのようには出ないのは仕方のないことですが,お願いしたものに期待しいています. ただ音の全体の傾向がJBLと似かよっているとろもあるようで,邪道かもしれませんが, 低音部分をJBLに受け持たせるとこれまた良い音がしました. やはり低音は雰囲気や,ニュアンスを出すのに不可欠だと思います. それではこの辺で失礼します.

■2001/3    千葉県  村上様    WCW-160R

おはようございます.書き終えた時刻を考えると今日はです. 昨日一日,JBL4344と比較しながらずっと聴いていました.そして今朝目がさめてセットしなおし聴いてみました. そしたらなんとそこにすばらしい音を発見することができました.   わたしはこのスピーカーが小さい割にはとか,値段を考慮するとか,そのような前置きをおいて試聴するつもりは ありませんでした絶対的に自分を満足させることができるものかどうかということを視点において聴き込みました. 試聴したリスニングルームは横8メートル立て7メートルで天井の高さは2.4mで横長にしてスピーカーを配置しています. 床はむくのオーク材を使ったフローリングです.壁はビニールクロスを貼ったものです. 絨毯とか厚手のカーテンといった吸音材はありません. ただソファーとリスニング用のいす,それにスピーカの方を向いて左側の壁に机を置いています. というわけで部屋はライブな感じになっていると思います.またスピーカは壁から1m程度離して設置しています. また定在波を避けるためスピーカの位置は部屋の中央に対し非対称位置にあります.

試聴に使ったCDプレーヤーはパイオニアの...,プリアンプはアキュフェーズのC200X, アンプはアキュフェーズの300Lです. CDは高嶋ちさ子の風のとおりみち(バイオリン),高嶋ちさ子のCINEMA ON VIOLIN,Keiko LeeのBeautiful Love, 綾戸チエのYoung Song,ヨーヨーマのAppalachianJournney(チェロ,バイオリン,ダブルベース), Fujiko Hemmingの憂愁のノクターン(ピアノ)等です. こうした環境の中で昨日試聴を続けていましたが,トータルでみてJBLに勝てないのは仕方がないにしても JBLにない勝れた特長があるものと一生懸命聞き込みました. しかしどうしてもJBLに勝れたところを見出すことができませんでした. そのとき持った印象は確かに高音は良く出ており,艶やかな張りのある音色ではあるが,どうもしっくりこないというか, これは素晴らしい音だという心の琴線に触れてくるものがありませんでした.

状況を詳述します.バイオリンの音はとても明るく輝いてきれいでした.ただニュアンスが足りません. 妻にもリスニングルームにきてもらい感想を聞きましたが,「確かに音はいい,これだけ聴くとすばらしいと思うが, JBLを聴くとどこか足りない感じがする.それは広がり,ニュアンス, 表情といったものがかけている気がする.」と言っていました. 私も同意見で,高音ばかりが目立って中低音が聞こえず音量を上げるとやかましくなってイしまいます. ジャズボーカルを聴くと綾戸チエの張りのある強烈な感じが良く出ていましたが, 雰囲気を盛り上げるものにかけていました. またFujiko Hemmingの革命(ショパン)では高音がまとわりついて, 音が団子状に鳴ってメロディーを追いかけることができませんでした. こういう状況の中で昨夜の結論はこのスピーカーは私を満足させるものではない,ということでした.   しかし,長谷弘工業さんが大変な苦労をして何度も何度も試作を繰り返しオリジナルを作り上げてきたスピーカーであるし, 世間の幅広い評価を受けているいないにしてもかなりの人が良いと言う判断をしているし, さらに私もそれらのことから視聴してみる価値があると判断し期待もしていたのだから, こんな結論ではないはずとベッドに入ってからも考えていました. 今朝おきて,また考えました.高音がきれい,よく出ている, 中音だってもっとも長谷弘さんが工夫してセメントの複雑のバックロードホーンのエンクロージャーを 完成させたのだから悪いはずはない.どこかに問題があるはずだと思いをめぐらしました.

前述したFujiko Hemmingの革命を聴いている時のことを思い出しました. ピアノのメロディーが聴き取れないのは中音が弱いから, つまり高音が強すぎて中音をかき消してるのではないかとの思いに至りました. その理由は本質的な問題がスピーカにあるのではなくリスニングルームの性質にあるのではないかと考えました. つまり最初にも書きましたように私のリスニングルームはライブになっており高音が良く反響するようになっています. このように考え早速リスニングルームから居間の方にスピーカーを移動しました. 居間は縦14m,横6メートルの縦長の部屋で床はリスニングルームと同じむくのオーク材のフローリングですが, ソファー・椅子(たくさん)であるとか,絨毯であるとか,厚手のカーテン, ありますので高音が吸収されデッドになっていると思います. スピーカを縦長の位置にセットし,アンプを300B(中国製の真空管)のシングルに代えて試聴しました.

するとどうでしょう,すっかり音が変わりました. 表現が適切ではないかもしれませんですが,まさに目からうろこでした.まさに感動がありました. これはアンプのせいではありません.リスニングルームでも管球式に代えて聞いてみましたが, 上述したことは変わりませんでした. やはりリスニングルームでは高音の反響が強すぎて中低音を遮蔽していたのでした.  バイオリンや,チェロ,ピアノの美しい響きに魅了されました.問題点を分析する言葉はたくさんありますが, 感動を表現するのは困難です.   それでも言葉を捜して書いてみます.  音楽は表情,ニュアンス,雰囲気が大事です.このスピーカにはそれがあります.心の琴線に触れるのです. バイオリンのしみじみとした情感,物悲しさ,弦のこすれる音, 人の息にも近いすすり泣きの音,弦が指に触れる音,爪の音が聞こえてきます. このスーカーは高音が非常に良く出ているのでライブの部屋ではなくデッドな部屋で聞くべきだったのです. これは私にとっては発見です. このメールを書いている間ずっと試聴していましたが,いまは音楽を分析的に聴くのではなく楽しむために聴いています. とりあえず今はここまでにしておきます. また感想をご連絡します.購入の意欲が湧いてきたことだけはご連絡しておきます.ありがとうございました.

■2001/3  千葉県    村上様   WCW-160R

本日無事到着しました。ありがとうございました。

早速試聴をしております。アンプは管球シングルでスピーカーはJBL4344をレファ レンスにしています。よく聞き込まないと評価は下せませんが、直ぐに気が付いたの は低音の広がりが少ないのかなということです。 以前お話したように200Aのボックスに160Rを取り付けるといいのではないかと思い ますが、そのようにするとコストがかさむということでしたが、どのくらいになるの でしょうか。 試聴を続け詳しい結果を後日ご連絡します。

■2001/3 大阪  naosan様   WCW-200A

こんにちは、 WCW-200Aが届いてから2ヶ月が経とうとしています。毎日2時間はならしているの で、そろそろ馴染んできただろうと考えていたのですが、低域がしっかり入っている というCDを買ってきて聴いていて、その後それまで聴いていたCDに変えたところ、低 域の出方が変わっていました。どうも、かける音量が小さいせいで、まだ十分に馴染 んでいなかったようです。 ようやく引っ越しを開始して、スタンドもタオックの大型スピーカー用のベースシ リーズ400DHを購入したところ、さらに良く鳴るようになりました。それまでの黒檀 ブロックと比べさらに低域が前に出てくるようになり、一緒に作業していた友人が 「別のスピーカーを聴いているよう」と表現していました。音量も上げられる環境に なりましたので、まだまだ音は変化しそうです。また、アンプもAir TightのATM-300

自作キット組み立て方法

●手順 2MM-141Sの組立て例です。
片側1台、30分くらいで完成します。
スピーカーコード、ターミナル、吸音材、専用工具、組立て説明図など必要なものは全てセットになっています。
結線もプラグ方式なので面倒なハンダ作業も必要ありません。

その他に必要な工具は
7mm用のスパナラジオペンチ。 スピーカ

●手順 1

側板に付属のナットを差し込む。
きっちりと作られているのでぴったりはまります。

●手順 2

手順1の側板を裏返し、その上に内側になる積層板を重ね合わせます。

●手順 3

2本の締付けネジを差し込みます。

●手順 4

外側になる積層板を重ね合わせる
(スピーカーコードの配線作業は省略していま

●手順 5

全ての締付けネジを差し込みます

●手順 6

もう片方の側板を乗せ、全てのナットを差込でL型レンチで仮締めします。