全く新しいタイプのスピーカー
SSCスーパーサウンドコーティングの音響効果を100%生かした薄型平面スピーカーがいよいよご用意できました。8〜10センチユニットが対象のSSC-SP6024と10~12センチユニットが対象のトールボーイタイプSSCーSP9018の2タイプ同時発売です。SSC塗料を含浸させた平面スピーカーの開発過程で生まれた、全く新しいタイプのスピーカーです。
品 番 |
SSC-SP6024 |
SC-SP9018 |
本体サイズ |
縦:60cm、横:24cm、奥行:14cm |
縦:90cm,、横:18cm、奥行:14cm |
重量(1台) |
6.0kg |
6.5kg |
SSC使用量 |
1ペアでSSC塗料が1.9Lほど塗ってあります。 |
1ペアでSSC塗料が2.2Lほど塗ってあります。 |
販売価格(1組) |
46,200円(税込) |
53,130円(税込) |
備 考 |
・受注生産方式で、ご注文を頂いてから1か月後位の納品になります。 ・本製品は予告なく仕様変更をする場合が有りますので予めご了承下さい。 |
SSC-SPの特徴
◆このスピーカーの原点はバッフル板です。 バックロードスピーカーのバッフル板だけで音出してみて下さい。意外に良い音がするはずです。(但しSSC塗装済みで)
◆この塗装済みバッフル板の性能を最大限に利用したのが、新スピーカー(薄型平面スピーカー)です。 ・既存形式では創造できない薄型になっています。
・ユニットの厚み+αの奥行きです。
・バッフル板の厚さは20mm、リアも20mm、ユニット分+αで60mm、合計100mm(10cm)が最薄スピーカーです。
・試聴会でお聞きされた最薄スピーカーの実容量は6.7Lでした。ミニコンポ並の容積しかなかったのです。
◆この新スピーカーから発する音は「素直」としか言いようが有りません。
・ユニットから発生した音が、バッフル全体にハイスピードで伝わり、ユニットとバッフル板が一対になって音を伝えてくれます。
・低音〜高音まで非常にピュアな感覚ですので、厭なボンツキやドンシャリ感覚や箱鳴りは大幅な減少です。(但しユニットに大きく左右されます。)
・音は素直(すっきりさわやか)ですので、「使用ユニットのイメージが随分と変化した」と感じられた方が多いと思います。この音が本来のユニット音だろうと思います。
●新スピーカーの長所、短所は?
◆この薄型平面スピーカーを活かすために、リスニングポイントもリスニング方法も変えて頂きたいのです。
先ず、 (a)スピーカー間隔を1m50cm〜2m程度にすること。 (b)スピーカーとリスニングポイントまでは1m〜1.5m程にする。 (c)ボリュームは上げない。 (d)スピーカーをほんの少し内向きにする。
◆何故か?
・薄型平面スピーカーは音量を上げなくとも、音のスピードと切れが有ります。メリハリの有る音が出てきます。
・しかも音の分解性能が良いので音がきっちり定位します。
・低域のもたつきは音楽全てに悪影響を及ぼしますが、このスピーカーの低域はバックロードと同等に出てきます。そして、もたつきは感じられません。
・私はテレビの音量よりも小さい音量で、オーケストラを聴きながら、このレポートを書いています。
・隣近所に迷惑を掛けない音量でも、音楽を楽しめるのです。
◆指向性が弱いスピーカーです。 ・バッフル板全体がスピーカーですので、指向性は弱い。その分、音の広がりが出てきます。
・そのため両スピーカーの間は素晴らしい音場です。
・フルートの位置もクラリネットの位置もオーボエもホルンもトランペットもテンパニーやシンバルも聞き分けられます。
・弦はカスケート、金管は透き通った鈴の響き。
・ジャズは臨場感で迫力が有ります。楽器が浮き上がって聞こえてきます。
◆ボリュームを上げると...
・試聴会場では大きな音で聞いて頂きました。
・あのような大きな音で聞くことは家庭内では皆無でしょうね。一部のユニットはキャパを越えていたように思います。
・ボリュームを通常の位置に合わせてお聞きになっていても、演奏会場のような雰囲気が味わえます。
・勿論、より音量を上げると、音の輪郭がもっとはっきりします。
・それぞれの楽器が際だってきます。
・すこし誇張になりますがオーケストラでは、あちこちからソロ演奏が聞こえるような.....。明快さ
・室内楽や独奏は臨場感が増します。が、大音量では雰囲気が壊れます。
・ジャズトリオ等はピッタリです。
◆試聴位置を遠くにすると.....
・スピーカーに近接したリスニング位置をお勧めしていますが、時々離れて下さい。
・離れて聞くとイメージも変わります。演奏会場の中間から奥側で聞いているイメージです。
・不思議な事に、音の角が取れ、まろやかに聞こえる。この雰囲気も実に心地よいものです。
・弦楽器は、指向性は有りませんので、音は四方八方に広がり、芳醇な音質になって耳に入ってきます。
・この薄型平面スピーカーも指向性が弱い分、マイルドで芳醇な音質になり耳を潤します。
・まさしく楽器のように音の広がりを楽しめるのです。
◆私の主観的イメージ ・私の主観ですが、音を追い求める方は、このスピーカーは面白くありません。
・「音を作り出す」スピーカーではないからです。 ・一方、音楽を友とする方々にはぴったりです。即ち「音楽を楽しむ」スピーカーです。
・スピーカーに近づいて臨場感を味わい、寝そべってマイルドな臨場感と雰囲気を味わう。
・気分転換や癒しに最適と感じています。
・マニアにとって1台は使用して頂きたい「原点のスピーカー」だと思います。
●別の使用方法
◆この薄型平面スピーカーは、オーデイオビジュアル時代の本格ピュアオーデイオスピーカーです。
・液晶テレビ、プロジェクターが益々盛んになります。
・薄型液晶テレビに奥行き30cmや40cmのスピーカーは必要でしょうか?
・どなたか言っておられましたが、粗大ゴミになってしまうだけ。
・この薄型平面スピーカーは前述のように奥行き10cm。尚かつ臨場型スピーカーですので、AVにはぴったりです。
●バックロードスピーカーとの違いは?
・バックロードスピーカーは長いホーンをスピーカーの中に持っています。音はホーンの延長線上を突き進む性格が有りますので、指向性が強いスピーカー。所謂、縦方向に強いスピーカーです。
・一方薄型平面スピーカーは、指向性が弱い分、音を拡散させますので左右チャンネルが密になる、横方向に強いスピーカーと言えます。
・音質は似ていますが音の出方が違うために、イメージが違います。
・バックロードスピーカーは、音道に沿えばどんどん音が波のように押し寄せる迫力を感じます。
・一方薄型平面スピーカーは演奏を目の前にしたライブイメージと言えば良いと思います。
・皆様の感性ではどちらが適していますか?選択する楽しみも堪能して下さい。
●キットの説明 ・バックロードスピーカーについては、皆様はご存じの事と思いますので、省略します。
・薄型平面スピーカーについて説明を致します。
・最初に、これにマウントするユニットを決定します。ユニット径の共有化はできません。
・それでは組立です。
a)プラスドライバーが有れば誰でも組み立てられます。
b)片側30分〜40分。両CHは1時間〜1時間半で完成します。 ユニットは入っていません。別途にご購入下さい。
c)待ち遠しい音出しは、スタンダードな音です。勿論十分に満足できる音です。
d)ところで ・「自分の音を作りたい。」との夢を、少なからず皆様は持っていらっしゃる事でしょう。
・薄型平面スピーカーは簡単に改良をできように、シンプルな構造になっています。
・改良の1歩は天井ボード、底ボードの空気穴の追加です。ドリル又はカッター等を使い少しずつ開けていきます。
・穴の大きさや穴数で微調整を行いながら徐々に好みの音に近づけることができます。
・ジャンルによりますが、音がどんどん変化します。いずれは見違える音になる事でしょう。
・勿論じっくりエージングを行って下さい。その後に改良を行って下さい。
・次にグレードアップ対策
・サイド板や裏板へのSSC塗装の追加です。メールにてご相談をお受けいたします。
・意外なのは、キットの材質のMDFを天然木に替えれば音質も変わります。 対象になるのはサイド板や天井、底板です。どなたにもお勧めするわけでは有りませんが!
・音楽を楽しみましょう。そして時間を掛けてマイサウンドを考えてみませんか
SSC薄型平面スピーカー 組立て方法
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- SSC薄型平面スピーカーの片側1台分の部品です。スピーカーコード、ターミナル、木ネジがセットになっています。
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- 全てネジ止め方式で接着剤、ハンダなど難しい作業は一切ありません。
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- 先にリアバッフルにターミナルとコードを取り付けておきます。
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- サイドバッフルをフロントバッフルやリアバッフルの幅に合わせ、立てて並べます。
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- フロントバッフルをその上に乗せ、下穴の位置を合わせて木ネジで止めます。
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- 次に底板、天板も止めます。
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- 最後にリアバッフルをネジ止めしてエンクロージャーの完成です。天板と底板に5mmほどの隙間が空きますが、これはユニットの背圧を逃がすためで、不良品ではありません。
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- コードの先端を出して・・・・
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- ユニット の端子にコードを差込み、木ネジでユニットを取付けます。
1台約30分ほどで組立てできます。