2013/1 静岡市 栗田様 スーパーサウンド・インシュレーター「ティラミス」 Lタイプを購入されて。
昨年10月の真空管オーディオフェア会場でCDインシュレータ「ティラ ミス」を予約し、11月中旬に送っていただいた静岡市の栗田で す。試聴に時 間を費やし、とうとう今までリポートが遅れました。毎日2時間程、それも30 分~1時間程機器のウォーミングアップの為に他の曲を聴 き、その後で試聴に 入りましたので、長くても1時間30分程度しか聴くことができません-BGM としてならばともかく、比較となると疲れてしまっ ていけません。-、ついつ い試聴期間が長くなりました。
先のフェアのホームページ上で、セミナールームにおいて貴社CDイン シュレータの試聴会があると知り、初日の説明を伺いました。その 際のまるで 手品のようなオルゴールの不思議さ、ボーカルのふくよかな響き等を聴き、これ は試す価値があると思い、二日目の早朝一番に早速貴社ブー スを訪ねて、ご迷 惑だったと思いますが、いろいろ交渉の結果、予約しました。
現用のシステムには特別大きな不満があるわけではありません。ただ1 点、CDを聴いている時に特に顕著なのですが、バイオリンの高域 の一部にや やキツく響く部分があり、ここがコンサートホールにおける、あの潤いと艶のあ る-艶に関しては現用システムに特に不満はありません。 -、滑らかな絹、ビ ロードのような響きになれば申し分なく音楽に浸ることができるのにと、夢のよ うな、所詮はコンサートホールと自宅との比較など できっこないとの思いはあ
るのですが、心持が揺れ動いております。
CDによる高域における 不満を除きますと、概ね満足して音楽を聴くことができます。
つい最近まではCD用のインシュレータとは思いもよりませんでした。当 方のCDプレーヤーはテイアックのVRDS-25Xです。 当初から取り外し 可能なピンポイントの脚が付属しており、指定通りの使い方をしておりました。 が、どうしてもレコードと比較してしまい、バイオリ ンなどの弦楽器の高域に ある固さ、金属が擦れ合っているような響きにどうしても我慢ならず、弦楽器の ソロ演奏に関しては、ついついCDから遠ざか るようになってしまっておりま した。しかし、何か解決方法がないものかと思案していたのも事実です。
ところで、インシュレータが届いた日の夜から五日間、家を留守にしまし たので、実際に試聴し始めたのは11月下旬になってからです。 聴き始めた当 初、違いが感じられず落胆しました。 しかし、フェア会場での「滑らかな聴こ え方になった」という感覚は残っておりましたので、あの時のオルゴールの一件 を思い出し、手身近の目覚まし時計で試 したところ、少しではありましたけれ ども、はっきりと違いが確認でき、CDでも違わないはずはないと確信いたしま した。それからはもう大げさに言 えば「違いを感じさせない原因究明」といっ た犯人探しのようでした、お笑いになるでしょうけれども。本当は、違いを感じ ることのできない自分の耳 が悪いのですよね、残念ながら。
試行錯誤の 結果、スピーカ・コードに究極の原因があることが判りましたので、「ティラミ ス」を常用することに決めました。ところが、次の段階で「ティラミ ス」の弱 点が判りました。それは「チェロ」の低域の不自然な響きとなって現れたので す。
試聴の結果、私の環境下では、結論を端的に申し上げますと、中低域~中 域~高域は良好な結果になりましたが、低域に関しては「ふくよ かさ」を超え た膨らみ過ぎ、という結果になりました。今までの艶のある鳴り方に「バイオリ ンの高域の潤いと滑らかさ」が加わり、とても好ましく なったのに対し、逆 に、「チェロの低域の「ふくよかさ」を超えた膨らみ過ぎ」がマイナス、という ことになりました。あくまでも「私の環境の下で は」、の話です。
私の 場合には、今までの再生音が高域が細身や固い場合には良い結果が生じ、今まで 低域に不満がない場合には膨らみ過ぎて音がボケる、ということを感じまし た から、今後は「タオック」と使い分けていこうかと思います。
「ティラ ミス」を使用する前に、聴く環境により「使用には適否がある」ということ、何 でもそうだと思いますが、必ずしも万能であるとは言えず、使用する機 器との 相性がある、ということを理解した上で使用するならば、私のように潤いの加 わった音楽に浸ることができると思います。
・・・・・・・・・・・以下は後日頂いたご報告メールで す。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なお、先程、ミュンシュ指揮ボストン響のサン=サーンス/交響曲第3番 「オルガン」のCD(JMCXR-0002)を、 SALL‐1009のプリ・ 801のパワー・丸尾再音のSPで聴きましたが、チェロで感じた低音の違和感 は今回のCDではそれほど感じませんでし た。日本ビクターのXRCDは大好 きなCDでかなり揃えてありますが、チェロ以外にも室内弦楽合奏では膨らみ過 ぎか気になった低音部も、オーケス トラにな ると隠されてしまうのでしょう か。いずれにしても、ご指摘のように録音の良し悪しが決定的に影響されるので しょうけれど…。
東京都 林様
持ち帰りましたインシュ レーターを早速CDの下に設置したところ、 低音中心に音の情報量が明確に 増し、おかげで低温をブーストする必要がなくなり、アンプとCD再生装置の「ピュアダイレクト」なる機能が活用できるよ うになり、音質が格段に向上 いたしました。もともと気に入って買ったスピー カーなので、今の音でも十分満足できるようになりました。これにさらに新しく 購入したバックロード ホーンの空間再現能力が加わると、どうなるのか。今か ら楽しみです。
昼食時の半端な時間に長時間お邪魔してすいませんでした。
かさねてありがとうございました。
岡山県 小 林様
おひさしぶりです 岡山の小林です。
遅くなりましたが、スーパーサウン ド・インシュレーターの試聴レポートで す。
スーパーサウンド・インシュレーターを1セット購入して、まずは CDP(SA-11S2)にセットしてみました。そして音楽に厚みというか特に 低 音域が太くなったように感じました。CDPには以前から不思議なシートの インシュレーターを使用していたので皆さんの様に劇的な変化は余り感じら れ ませんが聞きやすい音になったのは確かです。次に試したのが添付写真のオール ファインメットコア使用真空管アンプ(CV4055)にセットして みると 「ア!」っと思うほど澄んだ音になり驚きました。しかも真空管アンプにも不思 議なシートのインシュレーターを使用していたのですが、この変 わりように 色々と試してみたくなりスーパーサウンド・インシュレーターを追加で3セット 注文したしだいです。
注文して、しばらく待つと思いましたが1週間も待たず早く送られてきて感激で す有難うございました。早速、真空管アンプに1セットとスピーカーに 3組 (3点支持)で試聴しました。まずは、綾戸智絵のライブでmeetsの 96kHz24bit版で試聴しました。
ライブの 雰囲気というより録音 スタジオでモニターしているような感じで細かい音すべてが聞こえてきます。そ して、次にCDでクラシックを2枚続けてユリ ア・フィッシャーのモーツァル トヴァイオリン協奏交響曲と神尾真由子のチャイコフスキーヴァイオリン協奏曲 を試聴したのですが、綾戸智絵のライブ でも感じていたのですが録音された音 そのものを録音スタジオの中で聞くような感じで、音楽を聴くという楽しみが何 か違うな~と感じてしまいま す。
もしかして、これが原音再生なのかもしれないけど・・・? 何故か気に入 らない音楽が楽しめな い・・・?
そしてしばらく考えてから現用のスピー カーを変えて見ようと思い愛用の重いWCW-F200Aをベッドルームから リビングへ運んで添付写真の様にセットして試聴しました。
WCWは重いので5㎝角のラバーウッド(ゴムの木)の無垢材を高密度に圧 縮したウッドブロックのインシュレーターを使用して いましたのでそれとの比 較になります。で結果は綾戸智絵のライブは鳥肌が立つほどライブの雰囲気満 点!クラシックもヴァイオリンの音色が心地よく 聞き易い感じです。これが皆 さんの言っているスーパーサウンド・インシュレーターの効果だと感じました。
しかしWCWは重いのでスーパーサウンド・インシュレーターが潰れてしまいそ うなので試聴後は元に戻しました。そして、3セットのスーパーサウン ド・イ ンシュレーターをCDPとNA7004スペシャル(メーカー公認逸品館特注改 造品)に使用してみました。で音は低音域(特に100Hz以 下)がはっきり 音程が聞き取れます。そしてマランツCDPは低域が細く繊細な中高音かな?と 思ってましたが、DENON並みに太く力強い低音で中 音域も豊かで音楽を長 時間聞いても聞き易く疲れない高音になり改めてマランツCDPの本当の良さが 分かりました。スーパーサウンド・インシュレー ターの効果に大変満足してい ます。
ところで、現用のスピーカーにスーパーサウンド・インシュレーターが合わな かったのは何故か? おそらくですが現用SPはFeastrexの励磁 型の スピーカーで通常の永久磁石のスピーカーより逆起電力の制動が強力でバック ロードホーンタイプよりも制動が強力にかかっている為に無駄な音は 出ませ ん。だからスーパーサウンド・インシュレーターとの相乗効果でスピーカーボッ クスの無駄な響きと必要な響きまでが失われてしまったのかも? この現用ス ピーカーはスーパーサウンド・インシュレーターの使用を断念し元の音響ボード (WELLFLOAT)に戻しました。その状態でスーパー サウンド・イン シュレーターをCDP、真空管アンプ、ネットワークプレイヤー、DACに使用 しました。で結果はCDP単体での使用時は余り効果が 感じられなかったので すがアンプとDAC等共に使用するとCDPの音がネットワークプレイヤーの再 生と聞き違える程の改善効果が有りま す。
結論としてスーパーサウンド・インシュレーターを使用して一番喜んでい るのはCDPのようです。最近は音の良いネットワーク プレイヤー(LAN接 続のDLNAの場合に限る)ばかり使用しCDPは最近ほとんど使用しなくなっ ていましたが今後はCDPでどんどん音楽が楽し めそうでそうです。
お願いが有ります。もし、スーパーサウンド・インシュレーターをWCWに長期 間使用して問題がないという方がおられましたら試聴された方の感想に 投稿し て頂ければ有りがたいのですが。問題なければ新たに購入したいと思っていま す。
最後に、こんなに素晴らしいスーパーサウンド・インシュレーターを開発し た方と提供して頂いた長谷弘さんに感謝で す。
有難うございました。
福岡の K様
私の現在のシステムは、CDレシーバーが吉田苑のCR-D2 LTD-Z(DEXA D-clock・レビトン製2P電源プラグのオプションを含む)、スピー カーがハセヒロのMM161-ST(ユニットは Parc DCU- F131Wで、SSCスーパーサウンドコーティングの2回塗りや不思議な繊維シー トも使用しています)です。
CDレシーバーとスピーカーに使用するために3セット購入しましたが、 MM161-STに標準的な組合せでは安定感悪く、断念せざるを得ませんで した。
まぁ、我が家のMM161-STは飼い猫の昼寝場所にもなっているので、7kg の猫が飛び乗っても大丈夫でなければならない特殊事情もあるのですが…。
それを差し引いても、MM161-STに使うにはお世辞にも安定感は良いとは 感じられませんでしたし、シートと木材のズレを発生させずにセッティ ングす るのは意外と大変な作業でした。
最初から否定的な感想で申し訳ないのですが、逆に言えば不満点はそれだけで す。
サウンドについては驚くような変化がありました。うまく記述できませんが、と にかく より音楽的な表現力が増し、聴く事が楽しくなります。
解像度が増すのも事実ですし、低音が増すのも事実です。でも、そんなオーディ オ的なことは些細に思えてしまいます。
今まで何度も聞いてきたジャズのCDは、ボーカルが生々しくなり、各楽器の表現 (抑揚さえも)が変化する事によって、ライブ感にあふれた新鮮なものに変わり ます。
結果的にCDレシーバーにシート(上向き)・木材・木材の組合せ2つを使用 し、スピーカー にシート(上向き)・木材・シート(下向き)の組合せを4つ使用する事で落ち 着いていますが、 様々な組合せによる音の傾向などの情報をホームページに載せていただけると幸 いです。
組合せを変更し、サウンドの変化を楽しめるのもスーパーサウンド・インシュ
レーターの特徴だと思いますので・・・・・・・・・。
宇都宮 伊藤様
こんにちは、長谷川様
スーパーサウンド・インシュレータの使用の感想です。
今の私の環境ですが音源は、ミニタワーのパソコン(2台)で鳴らすMP3です。
それを、USB、またはUSB 同軸変換器を使って、デジタル音源のセレクターとし て使って居るラックスマンのDA-200に繋いでいま す。
その先は、2台の真空管パワーアンプ(ソフトンのModel7(5極バワー管用)と Model8(300B用))とリファレンス&真夏用の ラックスマンのL-505uに繋げてい ます。
それぞれをスピーカーセレクター(1in3)逆使いのアンプセレクターに繋いで、さ らにスピーカーセレクター(1in6)と繋いでいま す。
今回の試聴に主に使ったスピーカーは、161STに入れた、FOSTEXのFE-103En-Sで す。
さて、何処にインシュレータを使ったかと言うと、2台の真空管パワーアンプと DA-200です。
取り敢えず、シートの波型を上にして、シート板シート板シートと重ねて試して 見ました。
因みに、Model7はJJのKT88、Model8は同じJJのECC82と300Bで、手持ちで 唯一メーカーが判って居て、揃えられるJJ製 にして見ました。
元の音源はMP3だし、真空管パワーアンプは元々オーディオテクニカのインシュ レータAT-6099の3点支持で浮かせてあるので、あまり変 化は無いかもと思って 居ました。
最初に、Model8で試しました。音を出した瞬間、中高音の音が痩せたかと思い ましたが、
良く聴くと、そうではなくて、余計な音が薄れたためにそう感じただけでした。
実際には、中高音の解像度が上がって、それに伴って低音の解像度も上がり、 けっこう低い音までボケずに鳴ってます。
Model7でも同様でした。
DA-200でも全体にスッキリした感じには成りましたが、真空管アンプほどの変化 では感じられませんでした。
アンプが2台有るので、シート板シートとシート板と言うのも試して見ました が、やはり、フルに使った方が効果がハッキリして判り易いで す。
私の環境では、最上流の音源そのものではないので、他の方の様に劇的にとは行 きませんでしたが、確かに効果がある事は確認出来ました。 しかも、 それは 困った事に、付けた時よりも、外して元に戻した時の方がハッキリと判るんで す。
ここで、やはり2台有るのでなんとかしたいと思い、お試しをして見ました。
それまでは、板とシートを固定してませんでしたが、ここでシートの平らな面に ズレない程度の大きさの両面テープ(後の事を考えて、剥がせるタイプ のもの) を付けて、板+シートの組合わせを作り重ねて見ました。
板を下にして板シート×2の上に乗せて見ました。 シートを固定した事で少し 効果が上がった感じもします。 この組合わせでも最初のフルの組合わ せと同 じ位の効果がありました。
さて、残ったシートですが、これを使って幾つか試しました。
最初に、表札大のコルクの板にシートを乗せて見ました。 これは、如何にも真 空管と言う感じの柔らかい感じになりましたが、中高音が少しボケた様 にも感 じられました。
次に、硬いもの+シートが効果を上げるのだろうと考えて、手元に有った100円 ショップで買った天然石の板をコルクとシートの間に入れて見まし た。 これ は、コルク+シートを聴いた後のせいも有りますが、中高音がシャープになり焦 点が合った感じの鳴り方に成りまし た。
音の変化方向が板シート×2と同じ感じなったので、2台目はこれで行く事にし ました。
しかし、アンプなのにスピーカー並みの変化にチョット驚きです。
今は、表札大のコルク板では高さが20mm以上あって高すぎるので、約10mmの コルクの板にして、天然石の板では、扱い難いので、紫檀の端材を 手に入れ て、コルク板-紫檀板-シートと重ねて使って居ます。これも、全体に解像度が 上がって、なかなかいい感じです。
ここまでやると、スピーカーにも使って見たいと思い、また幾つか試して見まし た。
1セットでは底面の広いスピーカーボックスは不安定になってしまうので、極々 小さいもので、板シート×2で試して見ました。
まずは、ピッタリ感のあるUMU-131Xです。
普段は、サイズに似合わない太い音で、ニアフィールドで聴くPCミュージック環 境に合った感じの音ですが、何も工夫しないで置くと、低音側に 引っ張られた 感じがします。
で、乗せて聴くと、中高音がスッキリして解像度が上がり音量も増えた感じがし ます。
太い低音は細くは成りますが、これも解像度が上がり、より腰が下がった感じが します。
全体にスッキリ、クッキリ系の音になり効果は歴然でした。
次に、チョット古いスピーカーで、片手サイズと言われたARL-JORDANのEntry-S です。
これも、パスレフポートにスポンジを入れないと、サイズに似合わない量の低音 が出て来るタイプのスピーカーです。
多少バランスは悪いですが、お試しと言う事で、縦に板シート×2を入れて聴き ました。
音の変化は、UMU-131XSと同じですが、低音が締った感じになって無理に低音を 出して居る感が薄れて、全体のバランスがより良くなった感じ です。
最後に、これもピッタリ感のあるPARC-AUDIOのDCU-F071W+DCK-F071W-Cです。
これは、 低音はそれなりで、 PARCのウッドコーンらしい奇麗な中高音で聴かせるスピーカーです。
乗せて聴くと、中高音がさらに磨きがかかった感じになり、低音もより腰が下 がった感じ成りますが、元々量感はそれほどでもないので、BASSを調 整する等 してバランスを取った方が良い感じです。
それでも、無理に低音を出して居る感が薄れるので、けっこう聴き易い低音にな ります。
今回も色々お試しで遊んで見ましたが、もう1セットあればもっと色々出来たの ではと
チョット後悔して居ます。
長くなってしまいましたが、以上がスーパーサウンドインシュレータの使用の感 想です。
神奈川県のT様
こんにちは、長谷川様
スーパーサウンド・インシュレータの使用の感想です。
今の私の環境ですが音源は、ミニタワーのパソコン(2台)で鳴らすMP3です。
それを、USB、またはUSB 同軸変換器を使って、デジタル音源のセレクターとし て使って居るラックスマンのDA-200に繋いでいま す。
その先は、2台の真空管パワーアンプ(ソフトンのModel7(5極バワー管用)と Model8(300B用))とリファレンス&真夏用の ラックスマンのL-505uに繋げてい ます。
それぞれをスピーカーセレクター(1in3)逆使いのアンプセレクターに繋いで、さ らにスピーカーセレクター(1in6)と繋いでいま す。
今回の試聴に主に使ったスピーカーは、161STに入れた、FOSTEXのFE-103En-Sで す。
さて、何処にインシュレータを使ったかと言うと、2台の真空管パワーアンプと DA-200です。
取り敢えず、シートの波型を上にして、シート板シート板シートと重ねて試して 見ました。
因みに、Model7はJJのKT88、Model8は同じJJのECC82と300Bで、手持ちで 唯一メーカーが判って居て、揃えられるJJ製 にして見ました。
元の音源はMP3だし、真空管パワーアンプは元々オーディオテクニカのインシュ レータAT-6099の3点支持で浮かせてあるので、あまり変 化は無いかもと思って 居ました。
最初に、Model8で試しました。音を出した瞬間、中高音の音が痩せたかと思い ましたが、
良く聴くと、そうではなくて、余計な音が薄れたためにそう感じただけでした。
実際には、中高音の解像度が上がって、それに伴って低音の解像度も上がり、 けっこう低い音までボケずに鳴ってます。
Model7でも同様でした。
DA-200でも全体にスッキリした感じには成りましたが、真空管アンプほどの変化 では感じられませんでした。
アンプが2台有るので、シート板シートとシート板と言うのも試して見ました が、やはり、フルに使った方が効果がハッキリして判り易いで す。
私の環境では、最上流の音源そのものではないので、他の方の様に劇的にとは行 きませんでしたが、確かに効果がある事は確認出来ました。 しかも、 それは 困った事に、付けた時よりも、外して元に戻した時の方がハッキリと判るんで す。
ここで、やはり2台有るのでなんとかしたいと思い、お試しをして見ました。
それまでは、板とシートを固定してませんでしたが、ここでシートの平らな面に ズレない程度の大きさの両面テープ(後の事を考えて、剥がせるタイプ のもの) を付けて、板+シートの組合わせを作り重ねて見ました。
板を下にして板シート×2の上に乗せて見ました。 シートを固定した事で少し 効果が上がった感じもします。 この組合わせでも最初のフルの組合わ せと同 じ位の効果がありました。
さて、残ったシートですが、これを使って幾つか試しました。
最初に、表札大のコルクの板にシートを乗せて見ました。 これは、如何にも真 空管と言う感じの柔らかい感じになりましたが、中高音が少しボケた様 にも感 じられました。
次に、硬いもの+シートが効果を上げるのだろうと考えて、手元に有った100円 ショップで買った天然石の板をコルクとシートの間に入れて見まし た。 これ は、コルク+シートを聴いた後のせいも有りますが、中高音がシャープになり焦 点が合った感じの鳴り方に成りまし た。
音の変化方向が板シート×2と同じ感じなったので、2台目はこれで行く事にし ました。
しかし、アンプなのにスピーカー並みの変化にチョット驚きです。
今は、表札大のコルク板では高さが20mm以上あって高すぎるので、約10mmの コルクの板にして、天然石の板では、扱い難いので、紫檀の端材を 手に入れ て、コルク板-紫檀板-シートと重ねて使って居ます。これも、全体に解像度が 上がって、なかなかいい感じです。
ここまでやると、スピーカーにも使って見たいと思い、また幾つか試して見まし た。
1セットでは底面の広いスピーカーボックスは不安定になってしまうので、極々 小さいもので、板シート×2で試して見ました。
まずは、ピッタリ感のあるUMU-131Xです。
普段は、サイズに似合わない太い音で、ニアフィールドで聴くPCミュージック環 境に合った感じの音ですが、何も工夫しないで置くと、低音側に 引っ張られた 感じがします。
で、乗せて聴くと、中高音がスッキリして解像度が上がり音量も増えた感じがし ます。
太い低音は細くは成りますが、これも解像度が上がり、より腰が下がった感じが します。
全体にスッキリ、クッキリ系の音になり効果は歴然でした。
次に、チョット古いスピーカーで、片手サイズと言われたARL-JORDANのEntry-S です。
これも、パスレフポートにスポンジを入れないと、サイズに似合わない量の低音 が出て来るタイプのスピーカーです。
多少バランスは悪いですが、お試しと言う事で、縦に板シート×2を入れて聴き ました。
音の変化は、UMU-131XSと同じですが、低音が締った感じになって無理に低音を 出して居る感が薄れて、全体のバランスがより良くなった感じ です。
最後に、これもピッタリ感のあるPARC-AUDIOのDCU-F071W+DCK-F071W-Cです。
これは、 低音はそれなりで、 PARCのウッドコーンらしい奇麗な中高音で聴かせるスピーカーです。
乗せて聴くと、中高音がさらに磨きがかかった感じになり、低音もより腰が下 がった感じ成りますが、元々量感はそれほどでもないので、BASSを調 整する等 してバランスを取った方が良い感じです。
それでも、無理に低音を出して居る感が薄れるので、けっこう聴き易い低音にな ります。
今回も色々お試しで遊んで見ましたが、もう1セットあればもっと色々出来たの ではと
チョット後悔して居ます。
長くなってしまいましたが、以上がスーパーサウンドインシュレータの使用の感 想です。
目黒区 石黒様
長谷川様
いつもお世話になっております。スーパーサウンド・インシュレーターの2 セット目が9日(土)に到着し、すぐに設置し、週末に 聴きました。結果、良好 でした。
1セット目はすでにCDプレーヤーに設置してありますので、2セット目はでき ればパワーアンプに設置したかったのですが、添付 写真(容量が大きくて申し 訳なし。キャノンは大きくないとクリアにならないので)にありますように、パ ワーアンプの上のクリアランスがないので、 3cm高のインシュレーターは設置で きませんでした。