皆さん、ごぶさたしました。
今回、第四章は少し間が空いてしまいました。心待ちにされていた方にはお詫び申し上げます。
さて、第三章でお約束したことはチョット置いといて、、、今回の出だしは「マイナスイオンに付いて」です。超長編ですので、興味のない方はコーヒーブレイクからお読みください。
先日(1月21日)、AV評論家の飯田明先生が突然、当陶房にお見えになりました。「じょんのび日誌」にも紹介して頂いたので、ご存知の方も多いかと思いますが、先生は大のビール好きでありまして、帰り際にビアマグを購入されたのです。そして、3日目だったか、電話が有り、「今、先日購入した備前焼でビールを飲んでいるんだけど、この、アゴに当たる感じが?・・・丁度いい感じで・・・??云々カンヌン???」。。。。。。。。。
言われた事が私にはよく理解できなかったのですが、おっしゃりたい事はよく分かりました。要は誉めて戴いたと言う事でした。(私はオチャケ党でよく理解できなかったのです。スミマセン)。そして、なんと!まあ!!訪問記をAVビレッジ3月号に載せたいとおっしゃるのです。しかも、カラーで。。。(コマッタ?とうとう私も街中を歩けなくなるのかな・・・・)。???
話は未だまだ続きます・・・「このビアマグをローカル(AVビレッジの通販)で販売したいんだけど、どうかなあー・村長(編集長)には了解してもらってるから」・・・・と、、願ってもないお話でした。その時、私は「マイナスイオンの発生する備前焼が有るのですがそちらの方が良いのでは?」・・先生は「うん、それがいいね」と、トントン拍子で決まったのです。
実は4年程前から・味の良くなる器・について研究していたのですが、いつ発表して良いものやら迷っていたのです。
すでに「ヒダスキ」を購入された方で、博岩玉なるものをプレゼントさせて頂きましたが(キャンペーンはすでに終了しています。念のため)、実はその中の、いくつかはマイナスイオンが出ています。合計1200個の内50個位でしょうか(見た目には私しか分かりませんので、皆さんは当タリ!!と思っていてください)。
この、マイナスイオンの発生する備前焼は、昨年の真空管オーディオフェアに出品した「ヒダスキ」に、たまたま混ざっていたのです。フェアの最中「此れはマイナスイオンが出ている!」と宝石を紐でつるしてグルグル廻しながら叫んでいた人がいたのです。もう一人、ヒダスキに手をかざして「マイナスイオンが出ていますよ!分からない人が多いんだけど、私には分かるんですよ」、と、まあ、私は内緒にしたかったのですが、何故かこの二人にはバレてしまったのです(このお二人の方にはどうしても連絡が取りたいのです。もし、これを読んでいたら是非ご連絡をお願いします。ご存知の方でも結構です)。
話を戻しますと、マイナスイオンの発生数の測定は非常に難しく、正確に測定することは至難な技です。我々素人で安定的に測定出来る期間は、年間を通して2ヶ月間もないのです。しかも測定機器は周辺機器を入れると最低でも50万円程するのです。おまけに、電磁波や静電気等も遮断する施設も必要で、片田舎に専用の部屋を作らないとダメなんです。再現性がないと測定の意味が有りませんから。(奈良県に有名なところが有りますよね)。こんなに苦労してマイナスイオン測定をしているのに、このお二方には本当に驚きです。
オーディオにも、以前からマイナスイオン関連の商品がいくつか有った事は、すでに皆さんご承知でしょう。謳い文句は、音の通りがよくなるとか、気分がスッキリするとか。だったですよね。一時、トルマリン(電気石)がブームでしたが、最近はあまり耳にしませんね。理由は簡単です。科学アカデミーで否定されました(これに付いては、条件により測定値がマチマチなので致し方ないところでしょう)。トルマリンの中で、一番マイナスイオンが発生する黒トルマリンを最初に日本に紹介したのは、私が知る限りでは、商社のニOOOの研究グループで、当初はブラジル産の純度の高いものでした。しかし今ではインド、中国産が多く、純度が悪い為に選別が大変なのです。選別せずに黒トルマリンと偽って風呂用に販売しているモノに私は引っかかって購入した経験が有るのです。皆さん気を付けましょう!!(もしかして、販売店の全員が知らなかったのかもしれませんーーでも嘘はいけませんよ)。
もう一つ言っておきたいことは、まだマイナスイオンが幾ら発生しているとか、トルマリンの何倍発生しているとか・・だいぶ遅れている業者があるようですが、こんな業者が開発の妨げになります。もし、そんな事が許されるのなら、今回、私が発表するモノはトルマリンの一億倍以上発生します。・・・・・・理由はこれから述べます。
トルマリンがマイナスイオンを発生することは、今では一般的に知られるようになりましたが、それには条件があリます。叩く、擦る、熱を加えるなどの刺激を与えて、初めてその瞬間だけ発生します。何もしなければ、ただの川原の石ころです・・・ご存知でしたか?
最近は、このことに気付いて、トルマリンの他に、別の鉱物を混ぜて販売しているものも有るようです(我々が常に浴びている微量の放射線が刺激となっているようです)。私は、趣味で黒トルマリンのパウダーを備前焼の粘土に入れたことも、表面に塗ったことも有りますが、確かにまろやかな味になり、しかも美味しいです。但し、お茶、コーヒーなどの熱いものだけです。
さて、ここで皆さんに問題を出します・・・空気中でマイナスイオンを発生するものが、水中(液体)に入ると、さて、、どうなるのでしょうか??
答えは・・・水の分子が活発になり、分子同士の反発が起こります(これは私の考えです)。結果的に軟水となり、界面活性が強力になります(こちらは事実です)。
これを車のガソリンタンクに入れたらどうなるでしょう?・・・・ガソリンが気化(ガス化)が促進される為、燃焼効率が上がり、燃費が良くなります。排気ガスも綺麗になります。
今度は、これを花器として使うと?・・ガラス容器に比べて、確実に3倍以上花が長持ちします。備前焼だけでも遠赤外線の効果で花が長持ちするのですが、より経済的になりますよ。。。もう、お分かりでしょう。花の茎から、毛細管現象で水がドンドン吸い上げられていくのですから、結果的に花が生き活きとするのです(水の減りが早いので注意を要しますよ)。花が長持ちするのですから、人も長持ちするのは道理ですよね。
ここで、極端な話をしましょう。ヒ素入りカレーでも、トリカブト入りコーヒーでも、無害になるような・・・・そんな器を目指して暫くは研究していたのです。(私はソンナモノ持っていませんよ・・アノ事件とは無関係ですヨ)最近分かったことは、味が良くなる事とは似ているようで、実は違っていたのです。嗜好品が水っぽく成ってはねエ・・・・・楽しめないでしょう。
私は、昔からタバコを吸っているのですが、6年位前になるでしょうか、トルマリン入りセラミックボールをショートホープの箱の中に入れていたら、マイルドセブン以下のスカスカのタバコに成ってしまったのです(吸わない人は分かりにくい表現ですね。)気のせいでは有りません。5人も体験しているのですから間違い御座いません。(これを作ったメーカーは、地中の水道管に取り付ける為に、厚生省の認可を受けて販売しているようです。私は楽でいいなーーと、つくずく思うのです。嗜好品の場合は簡単には行きませんから・・・だって、世界中を捜しても、測定器がないのですから)。
この、タバコの味が変わった事実を、私はよく理解できていないのですが、私の大好きなH教授の言葉を借りると‘波動‘と言うことが出来るでしょう。
今一つ、研究してみたいテーマが有ります。それは、日本酒を造る過程において、マイナスイオンが発生する備前焼に汲み置きした水で造ったものを、ガラス容器で飲むのと。一方は、普通に造った日本酒を、マイナスイオンが発生する備前焼で飲むのとでは。はてさて、どちらが美味しいのかな?・・・これを読んだ酒屋さんでも居たら協力してくれないかなーー。
ついでに、今回のビアマグに使うモノの種明かしもしておきましょう。・・・日本全国には温泉地がたくさん有りますが、温泉に行ったら疲れが取れた。とか、体調が良くなったとか、よく耳にしませんか?これらの温泉地近くの地下から掘り出した数種類の鉱石を、粉末にして混ぜ合わせたモノを今回は使っています。
ーーーーーコーヒーブレイクーーーーー
さて、ソロソロ第三章のお約束の話に移りましょう。
その前に、第三章を発表した後に、皆さんから次のような質問が寄せられました。
1.ヒダスキをどのようにすれば音が良くなるのですか?
2.電源トランスの上に置けば音が良くなりますか?
3.真空管のO.P.トランスの上に載せれば音が良くなりますか?
大体要約すると以上ですが、この先、皆さんの質問に全て答えていたら大変ですので、ここで解答しておきます。
ヒダスキが一番効果の有る順に申し上げますと。
1.普通のインシュレーターとして使う。
2.ラジエターの上に載せる。
3.ラジエターの真下で支える。
2と3の組み合わせは、かなり効果が有ります。以上はトランジスターアンプのみです。真空管アンプのO.P.トランスの上に載せても効果が有りますが・微々たるもんでしょう。プリント基盤を使ったモノにはインシュレーターの効果が期待出来ます。要は、振動を止めればよい様なのですが、真空管のように振動が良い音につながっている事が往々にして有るのです。300Bをスピーカーとは別の部屋に置くと音が変わりますよね。ダルマにするのか?ナスか?ズングリか?ガラス厚は?(これらの要素が真空管アンプの音を幾らか決めているのではないかな?)世迷言でした・・・。後は、質問せずに自分で考え、行動することです。第三章でも申し上げましたが、マネをするのではなくて、情報を盗んで自分のモノにして下さいよ。そして、壊れても誰にも文句を言わないこと。全て自分の責任なのです。これが守れないのなら、絶対にやらないこと!!です。
もう一つ、アンプジラのことに触れておきましょう。
効果のないアンプの代表がこのアンプでした。何故かこのアンプだけは音のバランスが悪くなった)。理由を考察した結果を申し上げますが、正解とは限りませんのでくれぐれも誤解のないように・・・・・。
1.アルミ合金を折り曲げて筐体を造っている・・・・・1981年(頃かな?)にサンスイが銅メッキシャーシを採用していますが、先に述べたように、アース電位が一定になり電気信号を乱さない。又、アルミの為に磁気歪みが起こらない。折り曲げ構造の為に、ネジ止めするよりも遥かに筐体の強度が有る。
2.アルミ合金の板厚が3ミリも有り振動しにくい・・・・インシュレーターを使うことは底板の振動を抑えている訳ですが、アルミの振動が心地よい響きになっているのかも知れません。それと、水平基盤ではなく、垂直基盤です。
3.ドライバー基盤が縦(垂直)に取り付けられて、下側だけが固定されている・・・・金田アンプに糸吊り基盤が有りますが、多分、固有の振動モードを持ないためだと思われます。水平にネジ止めすると共振が発生するのは明らかです。私は備前焼のチップを、水平基盤に一つずつ貼り付けていったのですが、低域のドッシリ感が出てきて、まるで別モノのアンプに成ります。(共振モードが下がった為だと解釈しています)。基盤に貼り付けたより、だんだんと上に載せていった方が効果的だったことも付け加えておきましょう。
以上ですが、設計者のジョンボルノさんは確かに鬼才、天才、努力家です。普通、アンプとゴジラを、掛け合せた造語なんて誰が考え付くのでしょうか?しかも、あの個性的なレタリングを考えたのが1973年ですよ。今ならゴジラ(松井)が大リーグで有名になりましたが・・・・遥か30年以上前の出来事なのですよ。まだまだタクサン、私の分からない工夫が有ることでしょう。私はこのアンプジラを天才が創った、20世紀最高の「まぐれ当タリ」のアンプだと思っています。普通の設計者でも「まぐれ当たり」で良いものが出来るでしょうが、アンプジラは遥かに次元の違う音です。過去にMC2500(シルバーパネルの初期品)と比べて、私はアンプジラに軍配を上げましたが、このMC2500はマッキンのトランジスターアンプの中で、最高傑作と言う人がたくさん居る事は、マニアの方はよくご存知でしょう(メーカーは間違ってもこんな事は言えませんよ・・・・ついでに、この時からマッキンのアノ・メーターもツマンナク思えて売り払いました。それに、重量が62Kgもあるアンプなんかは、家庭用としては犯罪でしょう。サイテーションXXが43Kg、2301が37Kg,とまあ、ギリギリの線でしょうか。
アンプジラのスゴイ所は他にもあります。当時、よくスピーカーのボイスコイルから火が出て焼き切れたと、クレームが多かったらしいです。あっ。そうか。矢張り。。。ゴジラも火を噴くのでした・・・・・。私のアンプジラは火を噴かない事を願うばかりです。
第一章から私は皆さんに、本音で有意義な情報を提供してきたつもりです。何故かと申しますと、オーディオなり、衣食住なり、正しい方向に、或いは有意義な方向に世の中が進んでいって欲しいからに外なりません。私の情報を世の中の為になる事でしたら、どうぞ盗んで構いません。パテントなんかも御座いません。衣食住に関しては、他にもイッパイ話したい事がアルのですが、これ以上は諸般の事情で申し上げられません。私は30年に渡り、病院に一度も行ったことがないのです
(お見舞いには何度か行きましたが)。お話できない理由をお察しください。勿論のこと、私には、ガン保険なんかは必要ないのですが、私は特別ですので、ご心配な皆さん方には加入する事をお勧めします。・・・何も私の体がスーパーマンではなくて、考え方が特別なのですよ。(矢張り、考え方がトンデいるのか?)。この考え方に付いては、終章に命がけで述べる。かもしれません???
最後に、あと一回(終章)でこの企画も終わりにさせて頂きますが(長谷川さんは何か他の企画を考えておられる様です)、今まで、応援してくださった方には感謝申し上げます。今後も、いろんなご意見、アイデアをお待ちしています。アイデアといえば、つい最近アナログプレーヤーのLPレコード用スタビライザーに使用したら、他を寄せ付けないくらいの効果が有ったというご報告を頂きました。でも・・・・欠点は中心がズレル事だそうです。是非発売して欲しいという、有り難いご意見でしたが、この場を借りて回答させて頂きましょう。
備前焼は日本の焼き物の中で一番硬く、ダイアモンド・ドリルなら穴は開くのですが、角が欠けて売り物にはならないでしょう。最初から穴を開けて焼いたら、収縮率に差を生じますから、穴の大きさがマチマチで、これも使い物にはならないでしょう。
同じようなご意見が多ければ、チャレンジしてはみますが・・・・・。
長期にわたり、ご拝読有難う御座いました。
皆さんのご意見をお待ちしています。
では、また終章をお楽しみに・・・・。