[2019年10月18日]「真空管オーディフェアー」出展報告。①

「燕三条 工場の祭典」を終えて、幕張での「ツールジャパン」も、気持ちの良い秋晴れの荒天に恵まれましたが、その会期中に過去最大の大型台風が関東圏にじわじわと近づいており、「真空管オーディオフェアー」は大丈夫かと心配しておりました。

京葉線は風が吹くとすぐに止まるので、幕張のホテル最終泊をキャンセルして秋葉原のホテルを取ったのは正解でした。翌朝は都内の殆どの電車が止まってしまいました。

12日(土)は小間装飾の日ですが、雨が強くてホテル近くのコンビニに行っただけでもズボンがびしょびしょ。この日の装着を諦めて、会期初日13日(日)の早朝に損保会館まで歩いて行って機材のセッティングを始めました。

もう手慣れているので1時間ほどでセッティングを終え、時間までには無事音出しできました。今回はWCW-WE200AとUMU-191Mをメインに聴いて頂きました。

予想通りに午前中のお客様は少なめでしたが・・・・

電車が動き始めた午後からは客足が戻ってきました。

1時間ごとに15分の試聴ですが、最初にカットモデルを使っての積層式バックロードの説明をしました。

そして、お客様に向かって「ヤッホー」と叫んだ後、今度は両手でつくったラッパで「ヤッホー」と叫び、ホーンの増幅効果と伸びやかな音を実感してもらいました。

続けて、丸く重ねた両手をバスレフ・密閉BOXに見立て、そこへ口を付けて「ヤッホー」と叫ぶと、音が籠って手も(箱)も振動する。これが一般的なスピーカーの音で、目の前の箱が音楽を演奏している、左右の箱が歌を歌っているという、どうしても〝オーディオで聴く音楽″になってしまします、と説明。

その点、バックロードホーンは後面開放なので箱鳴りが少なく、カーブを描くホーンの効果で開放的で伸びやか、より生に近い演奏を楽しめます。と説明してから、毎回2~3曲くらいを試聴して頂きました。(続く)