[2019年10月9日]「工場の祭典」は大盛況でした。次は「真空管オーディオフェアー」

2日目の金曜日の午後からはあいにくの荒天でしたが、それ以外は暑くもなく、寒くもない天気に恵まれ、車で来られる方、自転車で来られる方、徒歩で来られる方など県内外、400人ほどの方からご参加頂きました。
アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、韓国など海外からの方も多かったです。

普段はひと気の少ない工場内に、こんなに賑やかに大勢の人がおられる風景に
なにか不思議な気持ちになりました。


「当社社長考案のヒット商品&没商品(笑)」のコーナーでは失敗作の説明に毎回大きな笑いが起こります。

 

工場見学。まず、大型カットソーでMDF材を四角にカットする作業を見てもらいます。

そのカットしたMDF材をNCルーターにバキュームで吸着固定して、カーブ音道の積層板を削るのを見学してもらいます。

 

見学の最後、または最初に試聴室で音楽を聴いて貰います。

 

一般の方でも解りやすいボーカル曲ということで、諌山実生の「糸」を流したとたん、女性陣から「おおっ」という声が漏れます。

試聴を終えられた女性から「一生耳に残る音楽を聴かせてもらいました」と声を掛けて頂いたり、「JBLを買おうかハセヒロさんのスピーカーにしようかと迷っていたけれど、これで迷いが吹き飛びました。後日また伺います」と地元のお客様。

若い方には「高音質サウンドバー」が人気で、ご自身のスマホで試聴され「部屋で鳴らしたい。小遣い貯まったら買いに来ます」と言われました。

地元のオーディオマニアの方で「普段は(当社に)入りにくいけど、こういうイベントなら入りやすい」と言われて来場されるお客様も結構多くおられました。

当社だけの駐車スペースではとても足りなくて、普段から仲良くさせて頂いている隣近所の駐車場までお借りして助けて頂きました。ご厚意に大変感謝しております。

 

ワークショップは安全に作れるのでお子様の参加も多かったです。

 

 

ロシア人とフランス人、そして日本女性。ワークショップでスマホ用スピーカーを作られた後に「高音質サウンドバー」で盛り上がり、長時間スマホに入れたロック曲を楽しんでおられました。

年一回、燕市と三条市、町を上げての一大イベント「燕三条工場の祭典」にはのべ5万人以上の集客があります。市内の宿泊施設が満員になり、近郷の飲食店も潤います。
近年は農場開放の「耕場」、販売業も参加できる「購場」も加わって、より賑わいを増しています。

とに角とても楽しい4日間でした。

アンケート用紙には
「職人さんの熱意に感動しました」
「長谷弘社長の話(製品開発)が面白かった」
「普段見ることのできないモノ作りの現場が見られて、製造工程やこだわりを聞けて本当に楽しかったです」
「スピーカーが良い音でした」
皆さん本当に楽しんで頂けたみたいです。

終了後、誰もいなくなり、静まり返った工場に一抹の寂しさを覚えました。
ご来場下さった皆様に感謝しております。

それでは皆様とは再来週、13~14日の「真空管オーディオフェアー」でお会いしましょう。

今年も小間脇で訳あり商品を安価に販売します。
大勢のご来館を心待ちにしております。