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2015/7/29 ボーカルが最高! L-Cao FA6 の続編。

UMU-171Mの取付穴サイズを大きく開け直してL-Cao FA6を正式に取付けました。
やはりこの組合せは素晴らしいです。

期待通りボーカルが凄いです。
とにかく声がスムーズに出ていて、付帯音のない爽やかな声質なのです。

好きな声質のボーカリストなら、その声を楽しむだけでも価値があると思います。
いつまでもその声を聴いていたくなります。

何がどうしてこんなステキな声を発声するのか?
アルニコマグネットの特性だけではないはず。
和紙のような質感のペーパーコーンのせいなのか?
ダイヤトーンP610の秘密を研究したと言う、独自なコーン形状のせいなのか?

英語の複数形単語、語尾の、余った息で吐き捨てるような微かな「S」の発音では、その舌使いが解るほどリアルな発音で、知っている単語が良く聴き取れます。
なので、英語の好きな人は聴きながら英語の発音やヒヤリングの勉強にもなると思います。

ある意味一番複雑で精密な楽器とも言える人間の声が素晴らしければ、楽器の再生だって素晴らしいはず。

クリスティーナ&ローラーのバイオリンとチェロの曲「シティ・オブ・ドリームス」はロイーネ搭載のWCWに引けを取りません。
力強さでは劣りますが、弦の音が綺麗で、何とも言えない物悲しい雰囲気、情緒、情景を感じさせところはやはりロイーネによく似ています。

アコースティックギターは弦の1本1本の爪弾きが目の前に浮かび上がり、木質を感させる自然な音色が魅力です。
演奏の切れ間、音楽の周辺に静寂感があるのです。

テナーサックスも空気感を伴って暖かく吹き上がります。

全体に無理に強調したところがなく、自然体で音楽を楽しませてくれます。
オーディオ装置で音楽を聴くということが、更に楽しくなると思います。

L-Cao FA6はやはり大変魅力的なユニットです。
UMU-171MにL-Cao FA6搭載。塗装はウレタン艶有塗装
この組合せで製品化したいと思います。