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2015/6/9 WCWF200Aの続行が危うい。②

製造中止になったフォステクスF200Aに代わるユニットを決めなければなりませんが、WCWのユニットは、やはりアルニコマグネットにこだわりたいです。

現在、アルニコ20cmで入手できる製品ではWE-755A(レプリカ)やローサーPM6Aなどがありますが、やはりあのユニットの音が忘れられません。
それは黄色いコーン紙が印象的なL-Caoユニットです。

このユニットの製作者がダイヤトーンP610の音色に魅せられ、その音を再現するためにこのユニットを完成させたのだそうで
良く見れば、確かにコーン紙の絞りのカーブの感じがP610によく似ています。
しかし、その音はP610の音色よりも先回紹介したロイーネ160Rによく似ているのです。

そのことは以前にも書きましたが、本当にロイーネ160Rの音色にそっくりななのです。
今まで、国内外の色々なメーカーの数多くのユニットを聴いてきましたが、ロイーネに似た音色のユニットには出会えませんでした。

以前、特注依頼で完成品のMM-191TにL-Caoの20cmユニットを取付た際に、ロイーネによく似た音と気付き、その音色の虜になってしまいましたが、それをWCWに装着したら、かつて大変好評だったWCW-2016Rの音色を再現できるかもしれません。

F200Aの後継機には是非このユニットを使ってみたいです。

L-Caoのアルニコユニットには16cmのFA6と20cmのFA8がありますが、ロイーネのときは16cmユニットだったので、L-Caoも16cmのFA6が合う気がします。
低音再生のことを考慮すると20cmのF8の方が良いと思うのですが、このユニットのことを良く知る方の話でも、FA6の方がより音楽の表現力が高いということなので
FA6で製品化を進めてみたいと思っております。

すでにWCW-F200Aをオーダー頂いている方もL-Caoユニットへの変更をご了承頂き、むしろ歓迎されておられます。