[2020年9月26日]愛知県 橋爪様 MM-161STに塗装をされて。

こんにちは。

ご無沙汰しています。

さて、以前頂いたMM-161STを塗装しましたので一報入れさせていただきました。

当初は刷毛塗りで、黒のシースルー仕上げを目指しましたが、サンディングシーラー処理を目いっぱいしてもムラになって、私では上手く塗り上げることができませんでした。

で、刷毛塗りシースルーを諦め、慣れた缶スプレーで、一番失敗のない黒艶消し塗りつぶしで仕上げてみました。

結果、素人の仕上げということではありますが、満足のいく仕上がりとなりました!

ペーパー処理をはさみながら、4回塗り重ねたので(スプレー缶8本分)、少し半艶っぽくなって、いい感じです。(自己満足ですが・・・)

音はもちろん、見た目も(本当はシースルーで仕上げたかったのですが)、満足のスピーカーになりました。

本当にありがとうございました。

追伸

もともと、私は車好きで、FRPのエアロパーツなどの外装部品は、スプレー缶(アクリル系、ウレタン2液系)で自家塗装しています

今回、ワシンのサンディングシーラー、ウレタンニス ブラック 艶あり&艶消し(写真0566参照)を使おうと思ったのは、臭いが少なく、刷毛塗りなので、室内での作業ができる点に魅力を感じたからです。

ネットで検索すると、MDFボードを鏡面仕上げまでしたとかあり、期待が膨らみましたが、刷毛塗りに慣れていない私には、どうしても濃淡がひどく出て、シースルーなので、見られたものではありませんでした。

時間をかければ、A4サイズぐらいの平面なら何とかなりそうですが、今回のMM-161STはサイズが大きく、刷毛で一気に塗り切れず、それに側面のナット穴に塗料がたまり、たまった塗料が時間をおいて垂れてくるという最悪の状況となり、試行錯誤も時間の無駄と割り切り、慣れているスプレーでの作業に切り替えました。

今回使用したスプレーは、臭いがきつくない、アサヒペンの水性スプレーで、色は経験上 一番失敗の少ない、艶消し黒で塗りつぶしました。(写真0568参照)

塗って2日乾燥、400番のペーパー掛け を4回 (底と裏は2回の手抜きですが。)

塗る順序は、底、裏、側面、天、正面(ホーンの内側見える部分は先に塗っておく)で、天板、正面は半艶に仕上がり、側面は天、正面を吹いたときのパラで、狙い通りのいい具合の艶になりました。

ただ、天の部分は下地処理のシラー、ペーパー(240番)掛けが甘かったので、少しボードの筋が出てしまいましたが、今回はこの辺で良しとしました(笑)

最後に、

バッフル板ですが、パッキンを入れず、取り付けた状態で面出しをして、塗装は一度外して、本体と別に塗ると、後々の取り外しもスムーズになります。

パッキンを入れたままでの仕上げでは段差ができ、きれいな面出しができませんでした。

ということは、パッキンが不要になった時が塗装のタイミングということになるのでしょうか。

それとホーン開口部のアールのところは(写真0584参照)一番の見せ場(笑)になるので、念入りにペーパーを掛けました。

この部分で、光の反射がランダムになると、全体の印象が締まり悪くなるかと思います。

以上です。