私が中学生の時、始めて買った洋楽のレコードがシルヴィ・バルタンの「アイドルを探せ」でした。
レトロな演奏で始まるイントロ、舌足らずな幼児語に聞こえる可愛いフランス語とハスキーで色っぽいシルヴィの歌声。
当時日本でも大ヒットした大好きな曲で、何度も何度も聴き返した思い出のレコード盤でしたが、友人に貸したまま行方不明になってしまいました。
数年前に旅先でたまたま立ち寄った喫茶店にそれと同じレコード盤があり、早速リクエストしましたが、久しぶりに聴くその曲に懐かしさで感動しました。
店主にそのレコードを譲ってほしいと頼みたい気持ちでいっぱいでしたが、お客様の寄付で集めたという貴重なレコードとのことで断念しました。
しかし、先日ヤオフクに出展されていたのを偶然発見し大変安価に競り落とせました。
その曲を休日になるたびに繰り返し聴いていますが、ドーナツ盤なので1曲ごとに針を戻さなくてはならなく、面倒なローテクな作業。しかし、それがまたアナログらしくて楽しい。たまに裏面も聴いたり、ジャケットを眺めたりしながら当時を懐かしみながら楽しんでいます。