All posts by AudioHasehiro

第23回真空管オーディオフェアー出展報告②

「燕三条 工場の祭典」、「真空管オーディオフェアー」、「ツールジャパン」
10月はこれら三つのフェアーに連続参加で大変忙しく、気力と体力勝負の月です。
この10月のために春からウォーキングをしたりして体力増強に励んでいました。

それらフェアーが終わり、久々に会社に帰って、遅まきながら真空管フェアーのレポートを書いています。

「真空管オーディオフェアー」は今年で第23回目ですが、当社は4回目からの連続参加なので、今回は記念すべき20回目の参加でした。

当初は真空管アンプメーカーだけで行われていたフェアーで、多分当社がスピーカーメーカーとしては初めての参加だったと思います。
今も幹事をされておられるマックトンさんや、サンオーディオさん、和光テクニカルさんなどに、若き日の私は大変可愛がってもらいました。
あれから20年も経っているのに皆さん全く歳を取られない。人間、好きな仕事をしているといつまでも若くいられるのかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も、5階のいつもと同じ部屋、同じ位置での音出し。6社共用のホールなので1時間ごとに一回、僅か10分間ずつの試聴時間でしたが、多くの方が繰り返し何回も聴きに来て下さったみたいで、毎回大勢のお客さまから集まって頂きました。

UMU-191Mではウッドベースやピアノの低音、パーカッションの入ったジャズ曲を主に、MU-171Mでは女性ボーカルやストリング曲をメインに。WCW-WE755Aは長谷川きよし、綾戸智恵などのソウルフルな魂の曲で試聴して頂きました。

毎回、流す曲を舞台裏(看板裏?)で会議して決めさせて貰いましたが、それも大変楽しい作業でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(続く)

フェアー参加で会社を留守にします。

いよいよ、8日の日曜日から「第23回 真空管オーディオフェアー」が始まりますが

今日から来週1週間、電話やメールでのお問合せに対してお返事が遅れる場合があります。

あらかじめご了承ください。

 

天候も何とか大丈夫そうなので、お家族、ご友人お誘いの上、秋葉原会場にお越しください。

いつもの通り、1時間に1回ずつの音出しになりますが、ジャズ、クラシック、歌謡曲など色々な曲で試聴して頂こうと思っています。

 

音出し以外の休憩時間?での、お客様との会話が楽しみです。

ご質問やご相談などありましたら是非この機会にお声をかけてください。

 

それでは、大勢のお客様とお会いできるのを楽しみにしております。

3つのフェアーに連続参加。

度々お知らせしております「燕三条 工場の祭典」は、10月5日(木)~8日(日)です。(当社は6日~8日)
そして「第23回 真空管オーディオフェアー」は、今月の8日(日)~9日(月・祝)です。

実はもう一つ、11日・12日・13日に幕張で開催される農園芸、作業用品の展示会「ツールジャパン」にも参加するので、何と3つのフェアーに連続参加することになります。

なので、重なるこれらフェアーの準備で日々パニック状態でしたが、本日無事「真空管フェアー」の荷造りが完了し、ひと安心しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回もコンクリートホーンの「WCW-WE755A」、
Jazz Audio Fan’s Only「UMU-191M」、Romantic healing sound「UMU-171M」をメインに試聴して頂きます。
いつもと同じ、損保会館の5Fでお待ちしております。大勢のご参加を願っております。

 

「燕三条 工場の祭典」でも当社試聴室を開放しています。
但し、数機種を真空管フェアーに送ってあるので、聴ける機種は限られますし、7日から私が居ないので詳しい説明をできませんがご了承ください。
MDF板の素材からMMスピーカーの音道をカットする木工用NCルーターの実演も行います。「工場の祭典」にご興味のある方は、折角の機会ですのでぜひお気軽にお越しください。

ピッタリくっ付く、不思議なネットグリル。

IMG_0991IMG_0987

 

只今試験中なのですが、上写真のネットグリルのフレームになる丸いリングは、マジックテープやマグネット、粘着テープを使わずにMM-191Mにピッタリ張り付いています。

その秘密はリングの裏に貼ってある特殊な吸盤テープです。テープがミクロの吸盤構造になっていて、強く押し付けると、その吸着効果で相手にピタッとくっ付きます。時間が経つと吸着が弱まって落ちるかな?と思って長期実験していたのですが、逆に、時間が経つほど強く吸い付き、外すのに少し力が要ります。外した後に、のりなど残る事もなくスピーカーを汚しません。何よりも良いのはスピーカー本体には穴開けなど、何も加工しなくて済むということです。
この方法で新しいネットグリルを企画します。
但し残念な問題があります。無塗装のMMキットには全くくっ付かないのです。素材のMDFは僅かに空気を通すので吸盤が吸い付きません。強く押し付けても全くくっ付かず、ストンと落ちてしまいます。
なので、この商品はMM-191Mなどの完成品専用にします。取り敢えず、20cmユニット用ネットグリルを作ってみます。

「工場の祭典」と「真空管オーディオフェアー」同時開催。

「工場の祭典」と「真空管オーディオフェアー」開催までいよいよ1ヶ月を切ってしまいましたが、少々焦ってきております。
特に、「工場の祭典」は初めての参加なので、はたしてどのくらいのお客さまから来て頂けるか?もしも、想像していたよりも大勢のお客様が来られた場合、駐車場が足りるのか不安です。どんな順序で工場内を案内したら喜んで頂けるか?など。

駐車場に関しては、近所のお寺の駐車場を借りられることになり、一安心しております。

写真は、MMスピーカーの積層板4枚を、回転する刃物で同時に切削加工する木工用NCルーターです。4個の刃物が同時に木板を削るので、大変大きな騒音がし、粉も飛びますので、当日は空運転させようと思っていたのですが、会の運営スタッフのアドバイスで実際に削るところを見てもらうことになりました。

IMG_0982

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他に、120×240cmのMDF原板を上から降りてくる丸鋸でカットする大型のカットソーや、角にR加工をする機械を見てもらいます。

その後、これらの機械で作った、バックロードスピーカーを工場内に設置して音楽を聴いてもらおうと思っています。
ただし、私と妻は土曜日から真空管オーディオフェアーに出かけて留守になりますので、オーディオに関する難しいご質問にお答え出来るスタッフはおりませんのでご了承ください。

元々、工具などの金属製品を加工していた工場なので、金属加工の機械も一緒に見学できます。木工と金属加工が混在した珍しい工場だと思います。

大きなテーブルを用意して、その上に私が今まで開発した(失敗した商品も含めて)数々のアイデア商品を年代別に展示しようと思っています。

当社の開催日は、10月6日(金)~8日(日)の3日間、午後1:00~3:00の間です。
「真空管オーディオフェアー」と重なりますが、モノ作りにご興味のある方はぜひ、この「工場の祭典」にもご参加ください。

私達は「真空管オーディオフェアー」の方で皆様のお越しをお待ちしております。

埼玉県 N様  SSC塗装済み UMU-171M

UMU-171M (SSCコーティング済み) 9/1夜に無事到着しました。

とりあえずのsettingで鳴らしてみましたが、予想以上の出来で驚きました。

IMG_0955

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだスタンド、スパイク、アンプ各種試して詰めているところですが、すでに
かなり高いレベルで鳴っていると思います。柔らかい音が特徴かと想定していました
が、分解能も非常に高いので、使用中の50万円クラスの2wayのMonitorスピーカーと
比べてもよいくらいです。

鳴らしきるにはまだまだかかるかと思いますが、じっくり詰めていきたいと思います。
まずはお礼まで。

広報に載りました。

度々お伝えしておりますが、10月に当社地元にて開催の「燕三条 工場の祭典」に初参加を決めたことにより、思いがけない二次的な効果が出ています。
先日の新潟伊勢丹でのイベントへ参加させて頂いたのもそうでしたが、今度は三条市と燕市の全世帯に配られる市の広報に当社が紹介されました。

IMG_0966

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、モノマガジンの9月号にも「燕三条 工場の祭典」紹介の特集ページにも当社のバックロードスピーカーが工場内の写真と一緒に掲載されました。

IMG_0971

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

連載されている「地方創生ブランド」の第25回目で、今回は新潟県三条市の特集で「親から子に受け継がれるモノづくりの世代交代 三条」という副題で当市内から3社が紹介されました。

1/2程のページに、バックロードホーンスピーカーの写真と共に、NCルーターを操作する息子の写真が大きく載っていました。

書店にお立ち寄りの際には是非ご覧ください。

埼玉県 Nご依頼のSSC塗装済みUMU-171Mが完成しました。

聴き比べのために、外側に並べたスピーカーがN様ご依頼のUMU-171Mです。

IMG_0955

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウレタン艶あり塗装の下にSSCスーパーサウンドコーティングが塗ってあるのですが、仕上がりの色は定番タイプと全く変りがないので、もしここで誰かが並べた順序を入れ替えると、どれがN様分のスピーカーか?見た目では解らなくなりますが、でも大丈夫、音を聴いてみればすぐに解ります。それほどSSC塗装の効果ははっきり出ています。

ウインドチャイムの高域が大変清らかな金属音で鳴り、何とも耳に心地よいです。ボーカルも鮮明になった分、歌い手の歌詞が心に沁み入ります。

SSC塗料=ガラス塗料で、これを刷毛で塗るとMDF材に浸み込んで、24時間後には表面下にミクロの薄いガラス膜を張ってくれます。これがエンクロージャー表面部分の余計な付帯音を止めて、響きの美しいエンクロージャーを作ってくれます。

SSC塗装の上にウレタン塗装を塗ってあるので、SSC塗装の効果がある程度抑えられるのですが、逆にそれが相乗効果になって、SSC塗装だけよりも上品な響きになるのです。

商品の到着をお楽しみにお待ちください。