「緋襷」という備前焼のインシュレーターを商品化しました。これは長谷弘と窯元とが長い時間をかけて研究しあった成果が現れた商品です。茶飲み茶碗のようなインシュレーターが6個組みになっており、名前の通り高熱を抑えるために使ったワラの跡が赤いたすき状についています。インシュレーターの箱には手書きによる鏡文字が書かれています。
日本古来のこの伝統的な焼き物と、片や近代的なオーディオとの一見ミスマッチな組合せですが見た目で意外と合うと思います。とにかく効果は凄いです。コーリアンボードなどと併用すると更に効果があります。
ご覧のような木箱に入れてお届けします。
実際の箱には一箱一箱に名人が「鏡文字」で手書きします。 木箱も価値がありますので大切に保管して下さい。
【 備前焼 】
「備前すり鉢投げてもわれぬ」
焼き締めに 依り凄く硬いです。ヒダスキは特に硬く焼かれています。
「備前とっくり酒がうまくて味がよし」
細かい気泡が無数に有り、そのことが関係してビールの泡がクリーミーでいつまでも消えません。
このミクロの 気泡が音にも関係しているはずです。
「備前水瓶水も腐らず時刻を知らす」
醤油などの樽に今でも 使用されているそうです。備前の花器を使うと花が長持ちするそうです。
学者が研究しているのだそうですけど、いまだ科学的に説明できないそうです。
備前焼は日本の6古窯の中でも最も古い窯場で、最も日本的な焼き物と して多くの人に愛されてきました。
須惠器の伝統をひき、今日に至るまでその本質を継承している日本唯 一の焼き物です。
上薬を使わず土そのままの美しさ、炎による焼成が千差万別、自然の 窯変の美しさ、素朴で気品を備えたた無限の美。 「わび」「さび」という日本美の心を表しています。
日本古来のこの伝統的な焼き物と、片や近代的なオーディオとの一見 ミスマッチな組合せですが
見た目で意外と合うと思います。とにかく効果は凄いです。コーリア ンボードなどと併用すると更に効果があります。
ヒダスキ(緋襷)とは温度が上がらない様に粘土にワラを巻いて焼く 方法です。
【 ヒダスキをすでに使用されておられ方々の感想 】
2004/1 盛岡市の中山様
MM-161Tに備前焼インシュレーター「緋襷(ヒダスキ)」を使用されて。
盛岡の中山です。
昼過ぎにヒダスキを受け取ることができました。
ありがとうございました。
早速、出して使ってみました(箱が立派で驚きました)。
3点支持でMM-161Tとコーリアンボードの間に設置しました。
前に2個後ろに1個にして開口部を上にしてみると結構安定しています。
高さもかなり揃っているようです(凄い技術ですね)。
セッティングを決めた後、聴いてみることにしました。
その辺にあったCDを鳴らしてみました。
バンコ「自由への扉」
キャメル「ラージャーズ 〜別れの詩〜」
ニールセン「第4番『不滅』」ブロムシュテット/サンフランシスコ交響楽団
一聴して驚きました。
音の鮮度が違うのです。さっきまで聴いていたものとは全く別物です。
音の分解能(とでも言えばよいのでしょうか)が別物と言えるほど向上し、はっきり
と音が手にとってわかる、そんな感じです。色づけなど不自然な感じは全くなく、自
然で、臨場感溢れる、躍動感あるサウンドです。
特に中低音〜低音の効果が絶大ですね。
使用してすぐこれだけの効果があるとは、まさに驚きの品です。
1週間もすればなじんてくるでしょうから、どうなるか楽しみです。
こうなるとヒダスキを他のもので使ったらどうなるか気になります。
アンプとCD/SACDプレイヤは設置場所の関係で残念ながら使えないのですが、スタッ
クスのイヤースピーカ用真空管アンプSRM-006tで試してみたいところです。
間違いなく効果があるはずなので気になります。
また注文するかもしれません。
素晴らしい物をありがとうございました。
備前焼の窯元の皆様にも宜しくお伝え下さい。
それでは。
2003/10 春日井市のK様
備前焼インシュレーター「緋襷(ヒダスキ)」をアンプ、CDP、スピーカーに使用されて
こんにちは、長谷弘工業 様。
埼玉県春日部市のKでございます。
備前焼インシュレーター(ヒダスキ)の感想を、報告させていだだきます。
わたしは、オーデオ的評言がふとくいなので、 抽象的評言になりますが、お許しください。
まず最初に購入した、ヒダスキは。
AMPの下に、前1点後ろ2点の3点支持で使用。
このAMPは、木製ラックの上に直接置いてありました。
音を出して感じたのは、少し霧が晴れたように聴こえました。
このAMPは、いくつかのインシュレーターを試したのですが。
なかなか相性が、合うものがありませんでした。
でもひだすきとは、相性いいみだいです。
次は、CDPの下にやはり前1点後ろ2点の3点支持にて使用。
この変化のが、大きかったですね。
静けさのなかから、一音一音鮮明に聴こえるようになりました。
このぶんであれば、我がシステムとの相性が良いと判断しましたので。
追加で3セット購入依頼しました。
追加分の8個を、SPに片側4個づつ使用しました。
SPスタンドのかんけいで。
この設置には、ちょっと手惑いました。
ヒダスキの、高さが微妙に1個1個違うのです。
あれこれ入れ変えてばらんすを、ととのえました。
これで、オールひだすき効果はいかに…
サラ・ブライトマン・クラシックス アヴェ・マリア
音を出し始めたところ、あれあれ音音が痩せ細りつまらない音が出てきました。
これはやはり説明書にあるように、3点支持用に設計されているのに4点支持で使っ
ているかなあーと思いながら。とりあえづ、このままエジングしてみました。
エージング24時間経過後西洋の歌姫が、素晴らしい声で歌っているではありませんか。
おおーこれこれこれでなくては、聴こえる聴こえてくる。
歌姫の、まろやかで、力強い声。
静けさの中に、一音一音くっきりはっきり濃い音が鳴り響いていますよ。
ふと感じた事は、ボリュームをちょっと上げぎみのほうがひだすきが“怪物効果”
を発揮してくれそうです。
1週間十日後の、エージング効果楽しみでなりません。
残りの、9個はミニコンポ用に。
一個は、ビール用に。
心地よい低音の量感が増えました。
し・す などの子音が、きつかったのがほとんど気にならなくなりました。
使用したシステムは下記のとおりです。
AMP FAST−T1X
CDP CEC TL51Z
SP YAMAHA NS−1000M(GE3チューン)
ラック 櫓台(GE3)
ラックの下のオーディオボード 大地(GE3)
SPスタンド 櫓(GE3)
SPスタンドの下のオーディオボード 大地 小(GE3)
私も、高価なインシュレーターの導入に躊躇していたのですが。
この備前焼インシュレーター「緋襷(ヒダスキ)」は、お勧めの一品ですよ。
是非皆様“怪物効果”体験してくださいませ。
それでは、失礼いたします。
東京にお住いの結城様の感想です。
購入した備前焼ヒダスキのインシュレーターを、アンプの下においてみました。
LUXMAN m-06αという古めの重めのメインアンプですが、3個で十分安定しました。
これまででは、水晶の小さな四角錐をインシュレータに使っていました。
ヒダスキは、水晶よりも付帯音がさらに少ないようです。そのせいか一聴すると幾分艶が減ったような感じがします。
これは、以前メインアンプのインシュレーターを黒檀ブロックから水晶に換えた場合と同傾向の変化のようです。
数日して感じたのですが、備前焼インシュレーターをメインアンプの下に設置することによって、音の濁りが確実に減っています。
さて家では猫がアンプの上によく乗ってしまうのでアンプの下に置くのには4個ないと安定しないかと思っていました。しかし3個で十分に安定したので、あまった1個をDACの下に引いてみました。
これはArt DI/Oというもともと業務用の小型DACです。アメリカのAudioAssylum で評判になっていたので購入し、 フル改造して使っています。底面積が小さな機械なので開口部を上にすればインシュレーターの上にちょうど乗ってしまうものです。この下に備前焼インシュレーターを置いたところ如実な変化が現れました。低音部は低く伸び、高音部も澄んでいきます。まるで別のDACになったようです。小さな筐体でもあり、ソルボセインの足でごまか していたことも激変の一因かもしれません
次に追加購入したものをSPの下においてみました。
フローリングの床の上に、椅子の座面ぐらいの高さの杉の丸太を置き、その上にSPをおいています。
これまでは、TAOCの鋳鉄、黒檀ブロック、ジルコンサンドの袋詰め、AudioReplusの石英、水晶の四角錐の順でインシュレーターとして使用していました。中でも水晶は音の濁りが少なく、固有音の付加も感じられないので愛用していました。実は、これまでメインシステムはCDPからSPにいたるまで水晶か、再結晶石英系のイ ンシュレーターで統一していました。 メインアンプに使用したときも驚きました。しかしSPのインシュレーターを水晶から緋襷に換えたときの変化はメインアンプの場合より大きいようです。
第一に付帯音が水晶より少ないです。これは弦をはじく音などで顕著です。
水晶の方が響きが乗って美しい音になります、しかし緋襷の方の音の方が実際の弦をはじく音に近くなります。
次に低音の伸びがあります。また低音部の解像度も緋襷のほうが高解像度です。
それらの結果なのでしょうか、サウンドステージの立体感も増しています。
特に Enyaあたりを聞くと伴奏の個々の旋律と主旋律がきれいに分離し空間にタペスリーを織ってくれているようです。
「ドミニク・ヴィス 武満徹を歌う KDC-3」 などを聞いても、これまで聞きとりにくかった声の微細なニュアンスがくっきりと聞き取れるようになったりしています。 (このCD、ある程度の再現力がないと声の微妙なニュアンスがっ気とれず、声は澄んできれいだけれど、平板な歌い方でつまらなくしか聞こえません。)
またここで伴奏のピアノので、強音時に高音部で弦が共鳴しているのが感じられるようになっているので驚いています。
使用機種
SACD/CD PLAYER SONY SCD-777ES
MONARCHYAUDIO DIP24/96 ジッター低減装置
ART DI/O 改造品(主にCSチューナーからのデジタル出力用)
LP DENON DP-2700
カートリッジ(昔のものいろいろ)
PHONO PREAMP THORENS MM-001
プリアンプ 1 真空管ラインプリ DECWARE ZSLA-1 改造品
(ラインプリというよりはアッテネータ&ラインバッファーです)
プリ2(サブで使用) PARASOUND P/HP-850(現在は主にPHONO PREAMPとして使用)
メインアンプ LUXMAN M-06α (電源ケーブル4N銀単線に交換)
SPシステム
MADISOUND MDK-4 KIT 改造
(WO 17W75 TW DYNUDIO D-260:・ネットワーク・内部配線・バインディングポスト
交換)
STW TANNOY ST−25
SW 自作 カー用SWユニット JBL 1500GTI&1000GTIを密閉箱約150L(75L 2室)
に入れ ADSカー用アンプで駆動