[2021年10月8日]音楽の別用途。

新潟県上越市に水中スピーカーで有名な(株)ウエタックスという会社があります。

今年のオリンピックのシンクロナイズド・スイミングで、この社の水中スピーカーが採用されるなど、水中スピーカーに関して高い技術力を持っている会社です。

この会社が地元の味噌メーカーとのコラボで、発酵中の味噌の中に水中スピーカーを入れて様々なピアノ曲を聴かせたら約2倍の速さで成熟が進んだそうで、味も香りも全く別物になったそうです。

理由はなぜかまだか研究中だそうですが、色々と曲を変えて実験を繰り返しているそうです。

また、信州大学との共同で植物の水耕栽培時にも水中に音を流すと成長が促進されることを確認でき、ルッコラやホウレンソウ、クレソンの実験では収穫量が5割も増えたそうです。こちらも詳しい理由は解明できていないそうです。

しかし、音楽が植物の成長に影響することは数十年も前から大手音響メーカーなども研究しており、当市でブドウ農園を営む知人も、ずっと以前から成熟中のブドウにMMバックロードでクラシック音楽を聴かせており、モーツワルトの曲が一番良いなどと言われていました。

理由はともかく、音楽が植物にも元気を与えることは間違いないみたいですね。

とはいっても音楽は本来人間が聴いて楽しむもの、だいぶ涼しくなった秋の夜長、音楽を心から楽しめる良い季節になりましたね。