新潟伊勢丹のイベント出展報告。
約1週間の会期で行われた燕三条「工場の祭典」の新潟伊勢丹でのイベントが無事に終わりました。
会場には燕の槌起銅器で有名な玉川堂、全国ブランドになった「SUWADA」のニッパー型爪切り、有名な燕市の包丁ブランド「藤次郎」、ステンレスやアルミ製の名刺入れを企画した「MGNET」をはじめ、桐のまな板や米びつ、印刷屋が企画した訪日客用の紙製和風土産などの他、鰹節のダシメーカー、果樹組合が作ったジュースや果物、こだわりで作った豆腐や油揚げなどの食品メーカーも多く参加していました。
デパートなので女性客が多いだろうという事で、取扱いの簡単なアンプ一体型の高音質サウンドバーをメインに音楽を鳴らしました。
入場者数は、やはり土日が多かったのですが、平日の方が熱心に聴いて頂くお客さまが多く、
スマホの音源で鳴らした音楽に「スマホでもこんな良い音で聴けるのですね」「会場の入口に入ったらこの音楽が聴こえてきた。そんなに大きな音ではないのに何故なんだろう?」「こんなに小さなスピーカーなのに、何でこんな低音が出るのですか?」
その都度、バックロードの初歩的な説明をすると、カットモデルを触ったり、音道の出口に手をかざして音の出ているのを確かめたりして納得されていました。
小さな女の子を連れた若いママさんが、サウンドバーにご自分のスマホを繋いで聴かれましたが、録音が良かったのか、私が聴いても素晴らしい音質の女性ボーカルが鳴り響き、「エッ、どこから鳴っているのですか?凄~い」と、驚いておられました。
ワークショップも行われていました。写真は無形文化財 槌起銅器玉川堂の実演。
一枚の銅板を木槌で叩いてヤカンや花瓶などに仕上げます。国内唯一槌起銅器の技を伝承する会社です。
長い会期だったので出展者同士が仲良くなり、お互いの商品の感想や評価をしあったりしていましたが、その中でも趣味で楽器を演奏する人や音楽好きの人達が当社スピーカーに興味を持ってくれて会期中何度も聴きに来てくれました。
デパートのイベント参加は初めてでしたが、オーディオ関係のイベントとは全く違うお客様からいろいろ新鮮な意見ご感想を頂きました。
次は10月の「真空管オーディオフェアー」と「工場の祭典」の準備に掛からなければ・・・
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